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いろんな意味で、脱いだらすごいんです

――実力だけでは生き残れない、ハリウッドという世界に生きるセレブ。彼らを支えているパワーの源、幸運をもたらす見えざる手を分析します。

■今回のターゲット
ジャスティン・ビーバー (無宗派クリスチャン)

 カナダのオンタリオ州ロンドンに生まれストラットフォードに育ったジャスティン・ビーバーは、サッカーやホッケーなどスポーツを楽しむごく普通の小学生だったものの、音楽に対して常に情熱を持っており、ピアノ、ドラム、ギター、トランペットを独学で習得。12歳で出場した地元のコンテストで、いきなり2位を獲得し、その様子を親戚や友人に見せようと母親がYouTubeに動画を掲載したところ、瞬く間に5,000万ヴューを超え、二大スターのジャスティン・ティンバーレイクとアッシャーが契約争奪戦を繰り広げ、14歳で、アッシャーのRBMG、アイランド・レコードと正式に契約。デビュー・アルバム『My World』は世界的大ヒットとなり、その後もジャスティンの出すものすべてがミリオン・セラーに。Twitterのフォロワー数は2,400万人を超え、Facebookも4,500万人以上がファン登録をしているなど、ここ数年、トップアイドルとして君臨し続けている。

 アイドルはイメージがすべてだといわれているため、タブーとされている宗教や政治について語る人はあまりいない。まだ若いこともあり、つい失言したり、墓穴を掘ってしまうことが多いからだ。しかし、ジャスティンは自分の信仰心について、とてもオープンに語っている。2011年8月に『MTV Video Music Awards』で受賞した時は、「神だけでなく、イエス・キリストにも感謝の気持ちを述べたい。彼がいなかったらボクはここにはいない。ここにいるのはイエスのおかげ。だから、ありがとうと言いたい」と、『ティーン・チョイス・アワード』では、「みんなも、何よりもまず、神を第一に、家族を第一に考えてごらん。かなわないものはないから」「イエスは、みんな1人1人のことを愛してくださっているんだよ」と受賞スピーチで発言。わざとらしいとバッシングする声もあるが、ジャスティンは何を言われても、とても堂々としている。それほど彼の信仰心は厚く、揺るぎないものなのだ。

 ジャスティンの宗教観に大きな影響を与えているのは、母親のパティ・マレットだと伝えられている。貧困家庭で性的虐待を受けながら育ったパティは、14歳で薬物を乱用するようになり、15歳で家出、付き合いだした男性と同棲するものの、うまくいかず、自殺未遂をし、依存更生のために精神病棟に入れられてしまった。その病棟に、十代の患者を励ますために通っていたユース・センターの男性から、神についての話を聞いたパティは、17歳でスピリチュアルに目覚めたそうだ。

 しかし、その直後にジャスティンの父親に出会い、交際、妊娠してしまった。パティは婚前交渉を持ったことを神に懺悔しながらも、シングルマザーの道を歩みだした。神への祈りを捧げ、ガムシャラに働く母親の姿を見て育ったジャスティンは、5~6歳の頃に「ボクはイエス・キリストを信じる」と目覚めたとのこと。驚いたパティは、「『お母さんがそうだから、ボクも』じゃなくて、ジャスティンが心から神を信じることが大事なのよ」と諭したそうだが、「ボクがそう感じるんだ。ボクは神を信じているんだよ」と、はっきりした口調で答えたそう。そして、8~9歳で、「クリスチャンとして生きたいから、洗礼を受けたい」と言い出すようになったとのこと。ジャスティンは、当時、カトリック系の学校に通っていたため、カトリック教会での洗礼を受けたのだろう。

 ジャスティンは、神と対話することで信仰心を深めていったと告白しているものの、母親同様、特定の宗派には属していないクリスチャンだとみられている。パティは、「今はとても忙しくて、定期的に教会に通うことは難しいけれど、どこにいても神が見守ってくれていると感じられるので、私たちは心の平穏を保てているの。日曜の朝はできる限り、ミサに参加するようにしているわ。ウェブのライブカメラで、ミサに参加することもあるのよ」と発言。ここで言う“教会”は、主にカトリック教会を指しているという説が有力だ。






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