雑節

 日本独特の暦。「五節句」や「二十四節気」以外で、「季節の変わり目」を感じる日のこと。農業を営むにあたり、五節句や二十四節気では季節の変化が大雑把すぎるので、もっと細かい暦がほしい、ということで生まれた「農家の知恵」。これにより農作物を育てる目安とした。このように、雑節は人々の暮らしと密接に関わり合っているのである。節分八十八夜入梅半夏生二百日二百二十日土用彼岸社日などのこと。

節分

 立春の前日であり、旧暦では1年の最後の日。そのため、邪気を祓う様々な儀式が残っている。豆まきで鬼を追い払う風習がポピュラー。鰯の頭と柊を戸口に差し、鬼を除ける...

彼岸

 春分、秋分をはさんだ、前後3日ずつの各7日間を、それぞれ「春の彼岸」「秋の彼岸」という。もとは仏教の祭事だった。先祖の供養をしたり、墓参りをする。2012年は...

社日

 春分と秋分にもっとも近い戊の日。自分が生まれた場所を守護してくださる神様・産土神(うぶすながみ)を参拝し、春は豊作を祈り、秋はお礼参りをする。2012年は3月...

八十八夜

 立春の日から数えて88日目の日。茶摘みや種まきの目安となる日。忙しい時期だが、遅い霜が降りる時期でもあるため、農家に注意を促すべく制定された。2012年は5月...

入梅

 梅雨に入った最初の日。かつては芒種のあとの最初の壬の日だったが、現在は太陽が黄経80°を通過する日。梅の実が熟する頃に、雨がたくさん降ることからこの名がついた...

半夏生

 梅雨の終わり頃。夏至から11日あと、太陽が黄経100°を通過する日。この日が過ぎたら田植えをしてはいけないという風習が存在していたため、農家に重宝された雑節。...

土用

 本来は立春、立夏、立秋、立冬の前の18~19日間のこと。現在では主に「夏の土用」を指す。この期間は、土いじりや虫干しをする。また、ウナギなどで食養生をする風習...

二百十日

 立春から数えて210日目の日。台風が発生しやすく、稲がなぎ倒されてしまう危険があることから、注意を喚起するべく制定された。厄日とされている。2012年は8月3...

二百二十日

 立春から数えて220日目の日。二百十日と同じ意味を持つ。2012年は9月10日。...

初午

 2月の最初の午の日。稲荷を祀る日であり、縁日が開かれる。稲荷の遣いが狐であることから、油揚げを供えるのが習わし。ちなみに、江戸時代の寺子屋への初登校はこの日に...

中元

 旧暦の7月15日(2012年の新暦では9月1日にあたる)。中国では、半年何事もなく過ごせたことに感謝を捧げる日であり、先祖を供養するための盆のような行事だった...

孟蘭盆

 いわゆる盆の期間こと。初日に「迎え火」を焚いて先祖の霊を家に迎え入れ、最終日に「送り火」を焚き、見送りをする。キュウリの馬、ナスの牛を作るなど、地域ごとに様々...

 孟蘭盆と同様の意味。現在はこの名で呼ばれることのほうが多い。...

大祓え

 6月と12月の晦日に行う、半年の間にたまった邪気を祓う神事。6月の大祓えを「夏越しの祓え」、12月の大祓えを「年越の祓え」と呼ぶ。茅の輪をくぐる、海水につかる...

正月

 1月1日。1年の始まりの日。かつては>孟蘭盆と対になる、先祖供養の行事だった。その後、孟蘭盆は仏教行事、正月は年神様を迎える神事に、それぞれ発展し、今に至る。...

小正月

 旧暦の新年が明けてから、一番初めの満月にあたる1月15日を小正月という。通常の正月を「大正月」と呼ぶことから、「小正月」の名がついた。かつては大正月に神事を、...

十五夜

 旧暦8月15日。「中秋の名月」とも呼ぶ。秋は、春や夏のように湿気がなく、冬のように寒すぎないため、月見にもっともいい季節とされ、庶民の間で団子や神酒を供えて月...

十三夜

 旧暦9月13に位置。中国から伝来された十五夜とは異なり、日本で制定された雑節。十五夜にだけ月見をすることは「片見月」と呼ばれ、不吉とされていたため、かつては必...

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