オカルト

禁断よぉ……!

「お父さん大好き女子」増殖は、ペニスへの憧れが原因! 近親相姦の歴史と心理学

2013.03.13

chichimusume.jpg
photo by fukupon

 最近若い女性の間で「お父さん大好き女子」が急増中だ、とメディアで話題だ。お父さんと腕を組んでデート、一緒にお風呂に入ったり、一緒の布団で眠ったり、チューやハグなどの濃厚なスキンシップも……。そして、「結婚するならお父さんみたいな人」「お父さんが好きすぎて彼氏なんかいらない、嫁にもいかない」とボルテージは上がり……。

■近親相姦の歴史を振り返る

 古代社会においては、親子兄弟姉妹などの近親婚は当たり前だった。たとえば、古代エジプトのラムセス2世は、3人の娘を自身の妻としている。また、ビルマの「カレン族」、アフリカの「アザンデ族」などでは、父と娘の結婚が許可されていたりと、近親婚が容認されていた文化もあるのは事実。

 さて、かつて日本には男が女の寝床に侵入して性交をする「夜這い」という文化があった。日本は元来、村中の男女に肉体関係があるようなフリーセックス状態で、性に対しては非常におおらかな民族だったのだ。そして、適当な初体験の相手がいない場合は、性教育の一環として、母親や父親が我が子の相手を務めることもあったという。しかし、現代社会においては大部分において、医学的・倫理的に近親婚はタブーとされており、日本においても、親子や兄弟姉妹などの近親婚は禁止されている。けれども、近親相姦を取り締まる法律まではなぜか制定されていないことも知っておきたい。

■ペニスがないことから劣等感を抱くエディプスコンプレックス

 近親相姦を語るうえで、心理学的に重要なのが、エディプスコンプレックスという、フロイトによる精神分析の用語だ。ギリシャ悲劇の最高傑作『オイディプス王』で、オイディプス王が父を殺して母と交わり、妻にするという近親相姦の話が語源となっている。エディプスコンプレックスによると、子どもは異性の親に対して、恋愛感情や性的な欲求を感じ、同姓の親を敵視するという。

 人間は誰しも潜在的にこの「エディプスコンプレックス」というものを持っているそうだ。女性の場合は、成長過程において自分にペニスがないことに気づき、「自分は人間として不完全なのだ!」という、一種の挫折や劣等感のようなものを抱く。そして、立派なペニスを持った父親に対して憧れを持ち、自分にペニスを与えてくれなかった母親を憎むようになるのだという。そして、自分のペニスを確保するために羨望する父親(男性)を母親から略奪し、父親の子を持ちたいという願望に変わるという……。

 しかし通常、女性は自分と近い遺伝子の男性と将来結婚することができないので、思春期(子供を生むことが可能な年齢)になると、自分と近い遺伝子を持つ男性(父親)を遠ざける傾向が本能的にあるのだとか。

■昭和から平成へ…… 変わりゆく父親像

 かつて、女性は思春期にもなると、「お父さん臭い!」などと言って父親を煙たがり、果ては「キモイ!クサイ!ウザイ!」と自分の父親に対して強い嫌悪感を抱くことが普通だった。しかし、最近の女性は嫌いになるどころか、お父さんにベッタリな傾向が強い……。

これは一体どういう社会現象なのだろうか?

昭和の高度成長期の父親といえば、仕事一筋で家庭を顧みず、頑固で不器用なイメージがあった。そして、父親は一般的に愛情表現が下手だったため、娘との会話もままならない場合が多くあった。

 しかし、ここ数十年の父親は仕事一筋というだけでなく、家庭を大切にしていたり、育児に積極的だったりする場合が多く、幼い頃からのコミュニケーションが、父と娘の強い絆を作っている可能性がある。

 そして、最近は昭和世代とは違い「恋愛結婚」が主流。昔は、異性としての魅力が欠落した男女でも「お見合い」という救済措置が活発だったため、結婚できたもの。しかし、今は「恋愛結婚」が大多数を占めている世の中。恋愛できる男は、容貌が優れていたり、話が上手いなどキャラクターが面白かったり、何らかの異性としての魅力を兼ね備えているもの。娘も父親に対して男として惹かれるのも自然なことなのかもしれない。

 また、今の女子高生の父親世代は、40~50代前半。ちょうどバブル時代を経験した世代だという。彼らの多くは雑誌「ポパイ」などで恋愛マニュアルを研究し、モテるためにファッションにも気を遣い、ディスコで女性をナンパするなど、恋愛に積極的。豊富な恋愛経験を積んで女性をエスコートすることに長けているのだ。エネルギッシュに人生を謳歌した彼らは、新しいものに抵抗がなく、むしろ流行を積極的に取り入れようとする貪欲さがある。だから、若い世代に人気のアーティストの曲も歌えるし、今、流行りの話題にもついていけるのだろう。娘世代とも当然話が合う。そんな彼らが娘の気持ち(女心)をつかむのは朝飯前なのだ。

 また、今の男子に元気がないことも、「お父さん大好き女子」の増加に拍車をかけているのかもしれない。「草食系」という代名詞があるように、「ゆとり教育」で育った今の男子はハングリー精神がなく、向上心に欠ける傾向が。また、厚生労働省の調査によると、コンドームの国内出荷数は、1993年に約6億8400万個だったのが、2004年には4億2200万個へと大幅に減り、現在も若い男の性欲の減退がたびたび問題視されていることからも、女性が潜在的に望む「理想のペニス」を持つ若い男も減っているのではないだろうか。

 「お父さんのペニスが1番いい」……深層心理で、そんな働きかけがあるのかもしれない。
(白神じゅりこ)

ハピズム オリジナル占い

○○カースト占い

close