調査は26歳、32歳、38歳時点で行われ、被験者は腎臓、肝臓、肺、免疫システムの働き、心肺機能等18項目を測定。その結果、38歳時では生物学的年齢が28歳~61歳のひらきがあらわれるという、驚きの結果となった。まだ30代なのに60過ぎと烙印を押されたら、立ち直れそうにない気がする。

中年になる前にすでに『生物学的に老いが進んでいる』個人は、身体の不調を訴えたり、認知力も低下、脳も衰えている。また、体力に自信がない者は、見た目も老けている」と、ベルスキー博士は話す。なんとも切ない話だ。

 しかし、これら老け込みの原因はどこからくるのだろう? 研究チームによれば「喫煙や深刻な精神的疾患などの可能性」を調査中とのことだが、老け込んでしまったから体調が悪くなるのか、身体にガタがきているから老け込むのか、いずれにしても健康第一ということだろう。

 同研究チームのディレクター、リッチー・ポールトン教授は、ニュージーランドの情報サイト「Stuff.co.nz」で、2050年までに80歳以上の世界人口は4億人に迫ると語っている。願わくば、エイジング研究を通して健康寿命を延ばし、世界規模での医療費削減に役立ててもらいたいものだ。
(文=佐藤Kay)

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生 予告編」 動画は「warnervodjapan」より

参考:「News.com.au」、「Stuff.co.nz」、「The Dominion Post」ほか






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