雀獄島

 小説やマンガでは孤島を舞台にした物語が多々ある。例えば小説では綾辻行人氏のデビュー作『十角館の殺人』、マンガでは森恒二氏の『自殺島』などが挙げられる。サスペンスやソリッドシチュエーションスリラー系では鉄板、悪く言えばベタ中のベタの舞台設定だ。

 ある意味使いづらいこの舞台設定に果敢に挑んだ作品が、『雀獄島』(じゃんごくとう)だ。この設定を使用した物語はかなりの数で、目新しくはなく、サスペンス系を好む読者を唸らせるには、よっぽど新しい要素を含ませなければならない。

 そこで『雀獄島』で採用されている付加要素が、作品タイトルで匂わせているように「麻雀」だ。「麻雀? 麻雀マンガなんてたくさんあるじゃん」と思う方も多いかと思われるが、単行本の帯には麻雀ミステリーとうたわれている。麻雀マンガと言えば、対局に重きを置いた『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』『哲也~雀聖と呼ばれた男』などたくさんあるが、『雀獄島』での麻雀の扱いはあくまで謎を解き明かしていく1つの要素でしかない。物語のあらすじは以下のようなものだ。

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