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画像は、Wikipediaより

 こんにちは、陰謀社会学研究科家の聖橋乱丸である。

 9月中旬、男性諸氏からすれば非常に衝撃的なニュースが飛び込んできた。金正恩第一書記の元交際相手であった玄松月(ヒョン・ソンウォル)が「ポルノ頒布」の罪で“公開銃殺”に処されたというのである。
 
 ちなみに中国において「ポルノ頒布罪」は「死刑」である。なぜなら、子づくりにつながるポルノは、国家政策である「1人っ子政策」に反逆し、国家の食糧を減らすからだ。しかし、北朝鮮に「1人っ子政策」はなく、むしろ人口の増加は軍隊を強くするための重要なファクターとなっている。ゆえに、「子どもを産む」ことは重要な「任務」であり、風紀を乱すほどひどい内容でなければ処罰はされない。そもそも、「喜び組」を国営で組織している北朝鮮が、「ポルノ頒布」の罪で銃殺刑などするのだろうか?
 
 不思議に思った筆者は、この話について詳しい中国の友人に聞いた。すると、女の嫉妬とプライドと執念、そしてドロドロの愛憎ドラマがあったことがわかったのである。

■金正恩第一書記の元カノ・玄松月とは何者か?

 銃殺刑になった玄松月は平壌(ピョンヤン)音大出身で、現在の金正恩第一書記の夫人である李雪主(リ・ソルチュ)氏が所属していた音楽団「普天堡(ポチョンボ)電子楽団」の中心的な歌手だった。

「普天堡電子楽団」とは、「喜び組」や「北朝鮮美女軍団」を作り出した故金正日総書記が、韓流スターに触発されて創設したポップスユニットで、「北朝鮮の少女時代」といわれていたグループ。故金正日総書記は、そのセンターの歌手である玄松月と金正恩第一書記の関係を取り持ち、2人は恋人同士になったといわれている。
 
 しかし、金正日総書記が亡くなると、金正恩はこの“父から押し付けられた恋人”の存在が邪魔になってしまった。金正恩は、父とは違う“独自路線”の政策を行うために、まずは自分が自由になるところから始めたいと考えたのだ。

 そこで、手始めとして玄松月と別離して、「普天堡電子楽団」で玄松月とライバル関係にあった李雪主と結婚しようと考えた。

 多くの女性をはべらせていた父とは違い、玄松月と不倫関係を続けなかったのは、父への反抗や独自路線への幕開けの決意。そして、この女性2人の熾烈なバトルの中で生活するのは、金正恩といえども耐えられなかったのだろう。

 そして、李雪主は妊娠、出産に至った。この妊娠と出産が、3人の運命を大きく変えたのである。

■女の栄華を極めた李雪主
 
 社会主義国・北朝鮮において、安泰な日々を送るための一番の近道が“権力者の近くにいる”ということである。出産によって、李雪主は金正恩第一書記夫人として、地位も生活もすべて最高の日々を送る人生が確約されたのだ。

 女性としての栄華を極めるとともに、ライバル玄松月に対して“出産”という名の勝利を収めた形になるのである。

■李雪主の出産で地に堕ちた玄松月 男も女も誰も“近寄りすらしない”孤独な日々

 一方、「女の勝負」に負けた玄松月は、悲惨を極めることになる。北朝鮮の少女時代といわれたポップスユニットは、解散し、平壌市内でも、玄松月は「過去の人」という扱いになってしまった。

 かつては「金正恩第一書記の恋人」だったのが、今や「最高権力者に嫌われた女性」という目で世の中から見られる。そしてもちろん、権力志向の強い男から、愛されるチャンスもなくなった。それどころか男たちが近づくこともしなくなった。一般人も「触らぬ神にたたりなし」で、玄松月に近づかなくなってしまった。
 
 かつてライバルだった李雪主が栄華を極めているのを横目で見ながら、玄松月は、屈辱の日々を送ったのである。
 
 すると、「地に落ちた歌姫」を珍重する集団が出てきた。それは北朝鮮で、故金正日総書記を崇拝し、金正恩第一書記の姿勢に反対する者たちである。



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