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画像は、『ハート・エレキ TypeI【初回限定盤】』(キングレコード)

 人気アイドルユニットのAKB48といえば、結成から7年半も経過した現在にもなお、日本中のファンを虜にしている秋元康プロデュースのグループだ。

 数十人もの女性が同じ目標に向かって邁進することは、相当の統率力を持ったリーダーがいないと難しいだろう。AKB48の場合は、メンバー間で成長を互いに促していくという成長スタイルが取り入れられており、時には総監督という肩書きも持つ古参メンバーの高橋みなみの檄が飛ぶこともあるという。ただ、それもすべて仲間たちのため。高橋からすれば、これまでの活動を通じて培った経験を、後輩たちにアウトプットすることも重要な役目なのだ。アイドル業界は浮き沈みの激しい世界。ともすればライバルたちに先を越される可能性もある。特に大所帯のグループの場合は、全体に高いプロ意識を共有させることはなかなか簡単ではないように思えるが、果たして高橋だけで管理が可能なのだろうか。

 実は、こんな心配をするのにも理由がある。

 これまでAKB48には、結成当時から主力として活躍してきた篠田麻里子という存在があり、彼女が新規加入したメンバーを責任を持って指導してきたというのだが、
その篠田も先日AKB48を卒業してしまった。彼女の与える影響は大きかったようで、メンバーに直接指摘をするのではなく、スタッフに対してもさまざまな注文をつけていたというのだ。篠田のそうした姿を見て、後進たちは気を引き締めてレッスンに励んでいたともいわれている。

 ユニット全体の引き締め役として、なくてはならない存在だっただけに、篠田卒業後のAKB48がどうなってしまうのかを心配しているファンも関係者も多い。アイドル事情に詳しいライターは、今後のAKB48の展望について語った。

「篠田さんはAKBの中でも特にキャラ立ちしていて、ファン以外の人にしてみれば名前と顔が一致する数少ないメンバーでした。彼女を全面に押し出した楽曲もあって、テレビの露出も多かっただけに、卒業が与えた影響はいいものだけとは限りません。現在AKBに求められているのは、篠田さんに続くカリスマ性を持ったメンバー。人気のあるメンバーなら大勢いますが、加えてカリスマ性と向上心を持ち合わせたメンバーとなると、非常に限られてくると思います。ですから、そうしたカリスマの素養を持っている子が頭角を現してくるでしょうね。あれだけ大勢のメンバーがいると、どんな逸材が隠れているかは熱烈なファンでも見抜けないことも多いので、楽しみにしたいところですよね」

 篠田は卒業後、順調に仕事のオファーが舞い込んでいる状況に恵まれている。AKB48の一員ではなくなってしまったが、今も変わらずテレビの世界で、後輩たちにタレントとしての存在感を示し続けている。現在の彼女のあり方は、AKB48のメンバーも当然注目し、継承できる部分は受け継ぎたいと考えているはず。あれだけたくさんのアイドルが切磋琢磨しているのだから、第2のマリコ様が誕生するのも案外そう遠い話ではないのかもしれない。
(松本ミゾレ)



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