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いいか、魂を解放するんだ!

 ここ最近、「自己啓発セミナー」と「スピリチュアルセミナー」の境目が薄くなってきているといわれている。

 スピリチュアルな日や場所、パワースポットといわれる沖縄、バリ、ハワイ、セドナなどの各地で毎日のように自己啓発セミナーが開催されている。たとえば「夢実現」という目的のセミナーでは、「新月の祈り」が行われたり、夏至や冬至にもイベントが開催されているという。

■自己啓発セミナーの要素があるスピリチュアルセミナー

 そんななか、セミナーの大御所としてよく名前を聞くのが、かつてニューエイジブームの頃、日本では翻訳家として活躍したA氏夫妻だ。今ではスピリチュアルなセミナーを世界各国で開いており、もちろんスピリチュアルについて語るのだが、参加者はやはり「自分を変える」ために参加していることが多く自己啓発セミナー参加への動機とさして変わりがないように思える。

b>■スピリチュアルな要素がある自己啓発セミナー

 また、ジェームス・スキナーにも雇われたというエドウィン・コパードの自己啓発セミナーはかなりスピリチュアルである。ボイストレーナーである彼は、参加者に本当の「主権の声」で歌うように参加者に言う。何度もピアノで歌っているうちに本当の声が出るようになり、それが「自然で美しく豊かで、影響力を持った本物の声」だというのである。本当の声が出せるようにならないと自分の人生は歩めないし、成功しないのということなのだそうだ。(そう考えるとアニメ声を出す女やアニメ声が好きな男はすでに成功者から外れているという論理になるがそこは言及しない)本当の声を失ったものは、自分が何者かを見失ってしまっており、本当の声を出すだけで自分の人生が変わるという。これは、そのセミナーを体験しないとわからないものなので効果は割愛させていただく。

 さらにセミナーでは、自分の中にいる4つの原形を探すことを行う。4つの原形とは、「戦士」「魔法使い」「恋人」「王様」のことである。誰でも自分の中にいろんな顔を持っているがそれが、ときどきこの原形という形で外に出てくる。どの役割が強いかにより性格構成が変わってくるので、その役割の大きさを変えることにより、自分を変えることができるという。

 どうだろうか? 非常にスピリチュアルなセミナーであることが確かだろう。HPによると、「魂とつながるオリジナルソング作る」旅に出るとある。これをつくることで、より深いレベルの感情や力とつながり前進できるようになるそうだ。

 かつての海外ドラマ「アリーマイラブ」の中で、チビでハゲた弁護士が自分のテーマソングを決めていてそれでテンションを上げるというシーンがある。それと似たように自分を奮い立たせる自分だけの曲を作るのは、モチベーションアップとしては有力な方法ともいえる。しかし、ドラゴンクエストのテーマくらいで充分だと思うのは気のせいだろうか。

 どちらにしろ、事故実現願望という意味ではスピリチュアルセミナーと自己啓発セミナーは非常に似通っている。どちらも中毒性があるという意味では同じである。自分が参加しているセミナーを参考にする程度と割りきって考え、頼りにしすぎないことが一番の対策であるだろう。
(小手平走歌)



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