イメージ画像は、『FANTASTIC GIRLS』(ユニバーサル・シグマ)より
日本で活躍している韓国発祥の若者向けアーティストユニットといえば、東方神起、KARAや少女時代などが真っ先に候補に挙がる。
多くのファンに愛されているこれらのユニット、当然のように所属事務所は日本国内ではなく、韓国に本籍を持っている。
10月4日。唐突、KARAに解散疑惑が持ち上がり、日本のファンもこれにはかなり混乱した。具体的には2年おきに締結される事務所とメンバーとの契約の際に、一部のメンバーがこの契約を断ったというのが解散疑惑の原因になってしまったようだ。そのメンバーというのがニコル。
KARAの所属している芸能事務所のDSPメディアは、公式コメントとしてDSPとの再契約の意思がないことを明らかにし、1月に予定通り契約が満了となる」と発表している。
また、あわせて同じKARAのジヨンについては、学業と芸能活動との兼ね合いもあり、現時点でまだDSPメディアと再契約を結んでいないことも明らかにした。あわせて、残るメンバーについては今のところ脱退する予定はないことを強調。解散疑惑については真っ向から否定している。
元々5人で活動していたKARAだが、ニコルが抜けることで4人となり、今後のすり合わせによってはさらにジヨンまで抜けてしまい、3人組になる可能性が浮上した。ニコルは特に日本の男性にも支持を受けていただけに、今回の脱退がその後のKARAの人気にどの程度の影響を与えるのかが注目される。
日本では一線級の活躍をしているKARA。それだけにメンバーそれぞれは、母国と日本を往復するという日々の激務に疲れ果てていることは容易に想像できる。ニコルの脱退の理由については今のところ明かされていないが、体力の限界を感じていたのかもしれない。
それにしても、日本で活躍していた韓国アーティストの脱退報道といえば、東方神起の騒動も記憶に新しいところだ。
偶然にも彼らも、元々は5人で活動していた。しかし人気絶頂の2010年に、突如として3人が一斉に事務所を離籍。現在はデュオユニットとして活動している。ちなみに東方神起の場合、一斉にメンバーが事務所を離反した原因は、収益配分や契約内容について事務所側とのトラブルがあったためだとされている。
韓国の芸能事務所は、売れっ子に対してギャラの支払いが非常に渋く、そのために度々軋轢が発生するという噂はよく聞かれるところだ。今回のKARAの解散疑惑について、韓国芸能に詳しいライターに話を聞いた。
「韓国では、日本と違って事務所入りしたタレントに対するフォローが非常に厚く、タレントの卵はデビューまでのバックアップをしっかりと受けることができます。しかし、その代わり、無事にデビューしたならば、その分を働いて事務所に還元してねという契約を結ぶことになるんですね。それが韓国国内だけで活動するんであれば、多少のギャラの少なさもまだ気にならないんですが、日本で活動していると、同じ年代の子が自分たちよりも遥かに稼いでいることに気が付くわけです。段々とお金に由来するフラストレーションも溜まることになり、遂には事務所に不満をぶつけてしまうというケースもあるんです」
前述の東方神起の場合、残留組と離反組の関係は非常に険悪なものに変わってしまったという話がある。お金を取るか、仁義を通すかで袂を分かれたのだから、そうそう簡単に関係は修復できないことだろう。となると、KARAとニコルの関係も、同じく悪化してしまうのかも知れない。
いや、もしかすると気が付いていないだけで、既に険悪な関係だったのかも……。真実は私たちには知る術もないが、これを機にニコルがもしも日本の芸能事務所に下ることになれば、まず間違いなく暴露本の話が立ち上がることだろう。
(松本ミゾレ)
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