――いい人に会う、いいものを食べる、いい音楽を聴く、そして、いい場所に行くことが開運の基本! いい気を感じて、自分自身をよくしていくのが運を上げる秘訣です。私・池袋絵意知が実際に訪れて、いい気を感じた場所を紹介します。あなたも開運の道を歩きましょう。

 8月15日に東大寺の万灯供養会(まんとうくようえ)に行ってきました。東大寺の大仏殿には正面に観相窓(かんそうまど)というのがついています。普段は閉まっているこの窓が、元旦と盂蘭盆(うらぼん)の最終日である8月15日の夜のみ開かれて、窓から大仏様のお顔を拝顔することができます。

 私は今年の元旦の午前3時半に初詣で訪れたのですが、それまでの東大寺の印象が大きく変わりました。冬の凛とした空気。だけど張りつめているのではなく、とてもすがすがしい空気が漂っていました。気温は低いのですが冷たくはない。穏やかで心地よい空気が充満していたのです。

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2013年元旦の東大寺大仏殿
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観相窓から拝見すると、大仏様のお顔も違って見えます

 ところが、お盆の「万灯供養会」では、元旦に感じたその「いい気」が、まったく感じられませんでした。見た目はきれいですが、「同じ場所でも、季節と時間が違うだけで、こんなに違うものか?」というのが正直な感想です。参道を歩いていても、冬と夏では人が違うと申しましょうか、元旦は参拝なのに対し、お盆は見学・観光に来ている人が多いのです(本来、お盆は、先祖や亡くなった人たちの霊を祀る行事なのですが……)。

 元旦は、私自身、そして初詣に訪れた参拝者の新年を迎えた「まっさらな気持ち」が、東大寺の「粛々とした気」を作っていたのかもしれません。元旦の初詣も、お屠蘇どころかお酒を飲み過ぎた泥酔者がいたりしますが、私が参拝した午前3時半はそれもなく、参拝した時間もよかったのかもしれません。

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東大寺の万灯供養会

 大仏殿のまわりに2,500基ほどの灯籠が並べられ、灯籠1基の中に4つの明かりを入れるので、灯明の数は約1万になることから「万灯供養会」と呼ばれていて、19時から22時まで参拝することができます(※私は20時半からの参拝でした)。

 写真で見るときれいですが、「気」はよくありませんでした。この中門を入ってすぐの大仏殿、そして観相窓から大仏様のお顔が見える場所が絶好の写真撮影スポットとなっていることもあり、「階段付近で立ち止まらないでください!」「写真撮影は階段の下でお願いしまーす!」「写真撮影が終わられた方は、立ち止まらず前にお進みください!」という係員の声が延々と鳴り響きます。また、灯籠が並べられたセンターゾーンに入る人がいて、「中に入らないでください!」という怒声まで。こんな状態の場所に「いい気」が集まらないのも致し方ないと思いました。

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観相窓から見える大仏様のお顔は美しいですが、その下は非常に混雑しています
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周りの気が乱雑でも、心を静めれば大仏様と通じるはずです

 大仏殿参拝後の帰り道には、袋菓子を食べながら歩いている人までいて「あり得ない」と思いました。昨年11月の「清水寺の夜間拝観」でも泥酔した人たちが多く、気持ちのいいものではありませんでしたが、同じ場所でも季節や時間、そして集まる人によって「気」は変わるのだと確信しました。

 元旦の東大寺は、あの観光地独特の騒がしい空気と違って、本当に澄んだいい「気」が漂っていました。ぜひ、1度あの「気」を感じてほしいです。私と同じように元旦、お盆と参拝すると、夏冬両方の「気」の感覚を比較することができるので、オススメします。

 「気」というのは何が作っているのか? 「磁場」「樹々」「地形による空間」そして「人の気持ち(心)」の影響が大きいのだと思います。顔と心は相互に関係しあっていて、「顔が変わると心が変わり、心が変わると顔が変わる」のですが、気と心も同様に「場所の気が人間の気(心)に影響を与え、人間の気(心)が場所から感じる気に影響を与える」のではないでしょうか。

■池袋絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。著書に『最強モテ顔講座』(オークラ出版)、『顔相恋占い』(池田書店)、『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。
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