——「式年遷宮フィーバー」で人気沸騰中の『伊勢神宮』。ついに、メイン儀式である「遷御(せんぎょ)」が10月2日と5日に行われます! このベストタイミングで、ハピズムから「伊勢神宮ってどういうところ?」「式年遷宮って何?」「遷御って何?」「どんなふうにお参りすればいいの?」などなど、初心者でもわかりやすいレポートをお届け!

 「伊勢に行きたい 伊勢路が見たい せめて一生に一度でも」

 庶民の間でこう詠われたのは江戸時代のこと。ここでいう「伊勢」とは、神社界では最高位の神社である『伊勢神宮』を指しています。日本人の総氏神である「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」をお祀りししている、広大な敷地の聖地。今年・2013年は、その江戸時代以来と言えるほどの、空前の「お伊勢参り」ブームが起きています。

内宮入り口 これでも空いている状態のよう(Photo By from Kentaro Ohno Flickr)

 今年は、伊勢神宮で20年に一度の式年遷宮が行われ、さらに日本のもうひとつの大きな神社、出雲大社も5月に「60年に一度の遷宮(正確には修造遷宮)」を行ないました。20年に一度のことと、60年に一度のことが重なる機会は、けっこうな長寿にならない限り人生の中では一度しかないチャンスです。テレビを見ても新聞を見ても雑誌を見ても、人の話を聞いても、「伊勢神宮」の名前がやたらと出てくるこの頃。まさに行くなら「今年!」なのです。

 ……筆者も行きたい。遷宮真っ最中の伊勢に行きたい!!

 一昨年あたりからパワースポット記事に関わることが増えてきた愚民としては、一度この国の最高位であらせられる天照大御神さまにお目通りをかなえておかなければ、と、日頃の無礼のお詫びも兼ねて、伊勢に行きたい思いは募るばかりでした。

『伊勢神宮』ってどんなところ? 「式年遷宮」って何?

 そこで、まずはいろいろ調べてみました。伊勢神宮とはどんなところか。行くならば、どこに必ず行くべきか。その参拝の順番は? そもそも式年遷宮って何? などなど。 

 まず、伊勢神宮というと、有名な「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」の2つのお宮の総称、と思っている方が多いのですが、実は、「伊勢神宮」とは、1つや2つのお宮のことを指すのではなく、125もの宮や社の総称でした。その総面積たるや、なんと約5,500万平方メートル。東京都世田谷区の敷地面積と同じという広大な敷地を誇るものです。

 有名な「内宮」の正式名称は「皇大神宮(こうたいじんぐう)」、「外宮」の正式名称は「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」で、それぞれに違う神様が祀られています。内宮は先に触れた日本の総氏神である「天照大御神」を、外宮は五穀豊穣の神「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」をお祀りしています。

iseise.jpg
外宮はこんな感じ

 内宮、外宮のほかに、14所の「別宮」、43所の「摂社」、24所の「末社」、42所の「所管社」があって、合計125社なのだとか。う~ん、気が遠くなる数字です。

 そして、「式年遷宮」。こちらは、「定められた年に、神様が住んでいる宮を遷すこと」で、要するに「神様のお引っ越し」です。それぞれ現在の宮には、「新御敷地(しんみしきち)」と呼ばれる土地が隣接しており、そこに新しく神殿を建ててお引っ越しをします。

 なぜ20年に一度遷宮をするのかは、「常若(とこわか)」という言葉で説明されていました。古くなった神殿を新しくしてお祭りすることで、祀られている神様も永遠に若々しく光り輝く存在であり続けるという思想です。20年ごとに生まれ変わることで、日本という国が新しい命を得て永遠に発展することを祈るのだそうです。また、神殿や神宝を作る技術を次代に伝える役割があるとも言われています。



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