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画像は、Cicago Newsより

「アルビノ」という病気をご存知だろうか?

 先日、米・ルイジアナ州の湖に、真っピンク色のハンドウイルカが現れたそうだ。神秘的で目を奪われる風貌だが、所謂アルビノだ。

■アルビノとは?

「アルビノ」とは、突然変異や遺伝的欠損で、生まれつきメラニン色素を生成する遺伝情報が欠落し、体毛、虹彩、皮膚などの色が白化してしまう先天性の病気である(また、その人を指す)。またの名を先天性白皮症ともいう。マイケル・ジャクソンが疾患した尋常性白斑と似ている点もあるが、医学的にはまったくの別物であり、発育とともに症状が進行することはない。

 アルビノは、メラニン色素の欠乏から、美しいほどの白い皮膚、淡い青や褐色の目が非常に印象的な特徴である。発症率は2万人に1人といわれ、古来より“神聖な力を持った者”と畏怖されることもあった。

 日本だと、第22代清寧天皇は日本書紀の記述から、アルビノであった可能性が高く、御名の「白髪皇子」の通り、生来白髪であったため、父帝の雄略天皇は霊異を感じて皇太子にしたという逸話まで残っている。ちなみに、アルビノは人間だけに見られるものではなく、シロウサギやウーパールーパーもそれである。

 現在では、その独特で神秘的な容姿を生かした人が、ハリウッド映画やスーパーモデルとして活躍する例も目立ち始めている。

■いまだに残るアルビノ狩りの実態とは?

 ところが、まだ土着信仰の根強いアフリカ南東部地域では、話がおだやかではない。

 特に、タンザニア東部においては、国際社会からの批判が相次ぐ今でもなお、ア ルビノを狙った残虐な殺人が後をたたない。いわゆるアルビノ狩りだ。マスメディアが十分に発達していないため、報道されない事件も多いと推測されるが、明らかになっているだけで今年に入ってからすでに2件報告されている。

 ある少年は、学校から4人の友人と下校中に、銃を持った3人組に襲われ、射殺された。またその数日前には4人の子どもを持つ母親が、マチェットを振り回す男に腕を切り落とされている。タンザニアでは、アルビノの身体の部位から作られた秘薬が幸運と繁栄をもたらすと古くから広く信じられており、体の部位が高値で取引されているのだ。また、2011年には11歳のアルビノの少女が、友達と川へ遊びにいく途中、アルビノハンターにつかまり、背中を撃ち抜かれた後、頭部を切断され、舌や性器をくりぬかれるという残忍な事件もおきている。タンザニア警察の推察では、四肢と性器、鼻および舌が含まれた状態で、7万5000ドル(約670万円)で取引されているそうだ。タンザニア人の平均年収が、日本円にして30万円台であることを考えると、相当な金額である。



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