natubie.jpg
お風呂は温度に注意!

 気温が大幅に上昇し、暑い日が続いていますが、女性にとって夏は、暑さだけでなく「冷え」も悩ましい問題です。職場や電車などの冷房や、昼夜の温度差が激しいとなると、いまだに長袖を手放せない人もいるのではないでしょうか? もともと冷え性の気がある人にとって連日に熱さは、空調の温度が下がる一方で、ますますツライ思いをしていることでしょう。

 そんな夏の冷えを乗り越えるためには、正しい知識による対策が大事です。冷えるから、温めればOKと思っている人は要注意! 間違った夏冷え対策をしてしまうと、改善するどころか、逆に悪化してしまう可能性が大。そこで今回は、逆効果となる夏冷え対策と、正しい夏冷え対策の方法をご紹介します。冷房やプール、冷たい食べ物などで冷える機会の多い夏だからこそ、しっかりと身体を温めて、健康維持につとめましょう。

冷えた身体を温めるため、熱い湯に浸かる……「湯冷め」で逆効果!

 冷え切った身体をすぐに温める必要がある場合には、熱いお湯に浸かるのは効果的ですが、人は42℃以上の湯に浸かると「交感神経」が優位に働きます。そうすると、汗をかいて脈拍が上がり、冷え切った身体を直ちに温めるような動きが出るのです。しかしその場合、一時的にホカホカするような効果は得られますが、その後、「湯ざめ」に襲われ、より身体を冷やすことになってしまうので逆効果。

 夏冷えに効果的なのは、温めのお風呂(38℃前後)に10分以上ゆっくりと浸かることです。そうすることで、リラックス、緊張の緩和、質のいい睡眠を促す「副交感神経」の働きを促進します。また、ラベンダー、ジャスミンなどの香りも効果的。入浴剤やアロマオイルの香りを楽しみながら、ゆっくりと湯に浸かるのもいいでしょう。

身体を温めるために辛いものを食べる……陰性食品で逆効果!

 辛いものを食べると、一時的に身体が温まったような感じになります。これも、「交感神経」が優位に働く結果です。しかし、唐辛子は身体を冷やす「陰性」の食べ物。夏冷えには逆効果となってしまいます。

 逆に、身体を温める効果があるのは「陽性」の食品。特に夏冷えには、カモミールティーを飲むのがおすすめです。同じ陽性のジンジャーやシナモンなどを入れれば、さらに効果が高くなります。また、お茶請けに甘いお菓子が欲しくなっても、陰性食品である砂糖はNG。甘味をとりたければ、蜂蜜や黒糖などを使用したものを選びましょう。

冷えに備えて、常に上着を着たままでいる……汗をかいて逆効果!

 冷房時や夕方に涼しくなるため、夏でも上着やはおりものを着て出かける人は多いかと思います。気温差によってすぐに着脱すれば問題ないのですが、面倒だからといって暑いときにも着たままでいるのはNG。そのときにかいた汗で、身体を冷やしてしまいます。

 夏冷えには、着る枚数を増やすのではなく、首・足・お腹の3箇所を部分的に温めてあげるのが効果的。その場合、同時に冷えに効果的なツボを刺激するといいでしょう。職場などで制限があるときは、それだけでもOKです。

夏冷えに効果的な首・足・お腹のツボ
・大椎(だいつい)……首の後ろの下部の突起の下のくぼみ
 自律神経系を司ります。温度調節、血行促進に効果あり。タオルなどを首に巻くといいでしょう。肩こりや頭痛がある場合は、首の後ろを使い捨てカイロで温めると改善傾向に。

・三陰交(さんいんこう)……足の内側、くるぶしより指4本分上
 冷えからくるホルモンバランスの乱れや生理痛・生理不順、むくみに効果あり。レッグウォーマーやハイソックスを履いて暖めましょう。

・中極(ちゅうきょく)……おへその下(指4本分)
 冷えによる腎臓、泌尿器系の不調に効果あり。腹巻をしたり、タオルを巻いて暖めましょう。

 夏冷えをこじらせてしまうと、体調不良はもちろん、さまざまな病気の原因となりかねません。暑い夏はまだまだ続きます。きちんとした冷え対策で、夏バテとは無縁の、健康的な毎日を過ごしてください。

山梨浩利
■山梨浩利(やまなし・ひろとし)
大手食品会社に在職中、健康チェック、食品や医薬品の効果や害および相性などがわかる「波動」の研究に没頭、測定のメカニズムを解明。現在は山梨事務所を設立し、さまざまな商品の企画・開発を行っている。陰陽五行に基づく食からの体質改善、美容法についても詳しい
★詳細、お問い合わせはこちらから→株式会社高光スタッフブログ


【検索ワード】  ・  ・ 



オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする