UCYUUJIN.jpg
見かけたら声かけてね!

 7月18日付のアメリカの配信会社「Bloomberg」の記事によると、元・米国人宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏は、地球外から訪れるUFOの存在を信じていると語っている。

 ミッチェル氏といえば、アポロ宇宙船上でテレパシーの実験を行ったり、フリーメイソンであることを公言したりと、話題に事欠かないが、一体どのような人物なのだろうか?

■エドガー・ミッチェルとは?

 今まで月面に立った人物は12人。エドガー・ミッチェル氏(82)は、そのうちの6番目の人物として知られている。海軍でパイロットとなった後で、MIT(マサチューセッツ工科大学)で航空学と宇宙航行学の博士号を取得した。その後、1966年には、NASAから宇宙飛行士に選ばれ、1971年2月5日に、アポロ14号が月面に着陸した際に、「ムーンウォーカー」の1人となった。

■ミッチェル氏が自身の取材で確信したUFOの存在

 ミッチェル氏は「Bloomberg」の取材で、1947年の米国ニューメキシコ州でUFOが墜落し、機体と異星人の遺体が米軍によってロズウェル空軍基地に回収されたとされる、「ロズウェル事件」について質問を受けている。

 ミッチェル氏は、宇宙飛行の後で、この事件に遭遇した人々の家族から連絡を受けたが、中には異星人の遺体を収めるための子ども用サイズの棺を空軍に届けたという人もいたそうだ。複数の異星人の遺体について語る関係者たちの話は、信憑性があるように思えたという。

 ミッチェル氏は以前にもラジオ番組などで、「米政府が60年前からUFOと異星人の存在について、国は事実を隠蔽していて、地球は異星人の訪問を受けている」のだと主張している。ごく最近では、火星の衛星「フォボス」に、異星人が造ったと思われる巨大な石造物が存在することを発表するなど、物議を醸している。

 さらに、ミッチェル氏自身はUFOを目撃した経験はないが、目撃した宇宙飛行士もいるそうだ。有名な例では、月面に降り立った2人目の宇宙飛行士であるバズ・オルドリン氏。1969年、初めて月面着陸を果たした「アポロ11号」が月へ向かう途中で、自分たちを追跡するかのように飛ぶ物体を目撃したと語っている。最も、本人は、その2年後に「あれは実は宇宙船のパーツの一部だった」と前言撤回しているのだが。これは政府から脅迫を受けた結果の撤回なのだという陰謀論を唱える人もいる。

 宇宙飛行をした後で、劇的な精神的変化をもたらした宇宙飛行士は少なくない。そのような体験をジャーナリストの立花隆氏がまとめたのが、1983年に刊行された『宇宙からの帰還』(中央公論社)だった。

 顕著な例としては、月面上で「神秘体験」をして、後にキリスト教の伝道者になったジム・アーウィンのような人物もいる。

■ミッチェル氏はテレパシーについても研究

 ミッチェル氏の体験に話を戻すが、彼の場合は、宇宙飛行を体験する以前から、神秘的な事項に強い関心があったようだ。アポロ14号の船上では、宇宙船と地球の間で、テレパシーの実験を行なっている。実験にあたっては、著名な超心理学者であるデューク大学のジョセフ・バンクス・ライン博士の協力を得た。

 実験では、超能力者のオラフ・ジョンソン氏とあらかじめ打ち合わせをし、25枚5種類のESPカードを持参して、決められた時間にミッチェル氏が1枚のイメージを送信し、ジョンソン氏がこれを受信するというものだった。実験の結果として、合計200回の試行中51回が的中し、テレパシーの存在を証明するに足りる結果になったという。

 ミッチェル氏は1972年にNASAを退職した後、人間の意識の研究を行うために「純粋理性研究所」を設立し、ESP(超能力)の研究なども行った。同じ頃、スタンフォード研究所が超能力者ユリ・ゲラー氏を被験者として超能力の実験を行ったが、この時にミッチェル氏も研究官として参加していた。

 このようなユニークな経歴を持つミッチェル氏だが、実は、フリーメイソンであることを公言している。ちなみに、前述のオルドリン氏もまたフリーメイソンであることを公表していて、同様の宇宙飛行士は少なくない。

■ミッチェル氏とフリーメイソンとUFOの深い関係

 ところで、フリーメイソンリーは単なる社交的団体にすぎないという意見もある。だが、そのような主張をする人々は、米国の1ドル紙幣に見られる国璽に、フリーメイソンリーの象徴である「万物を見る眼」や、いかにもオカルト的なエジプト絡みのピラミッドが描かれていることを説明できるだろうか?

 これらの象徴はどう見てもオカルトの極致であり、そこには最高位のメイソンにしか明かされない秘儀が込められているのだろう。

 筆者は35年以上前からUFOの研究をしてきたが、秘密結社と異星人問題というのは切っても切り離せない関係にあると感じている。そのため、ミッチェル氏のように、UFOの探求に熱心なフリーメイソンがいても不思議だとは思わないのだ。

 ミッチェル氏は古くからカッパ・シグマ・フラタニティというフリーメイソンリーの付随組織の会員であり、アポロ14号の宇宙飛行では、その会のバッジを月まで持っていった。

 ミッチェル氏によれば、超能力のような現象は、「世界のすべてが精神的に一体であること(スピリチュアル・ワンネス)」の証明なのであるという。アポロ14号で地球へ帰還する途上で、彼は「神秘体験」を得た。その時、日頃から抱えていた問いと、それに対する答えが一瞬にして同時にやってきたのだという。

 その答えとは、「生命は目的をもって進化しつつある」、「すべては一体である。一体である全体は、完璧であり、秩序づけられており、調和しており、愛に満ちている。この全体の中で、人間は神と一体だ」というような内容だった。

 ミッチェル氏は以前は、聖書に書かれていることしか信じないファンダメンタリストだったという。だが、月からの帰還後は、キリスト教の枠を超えて、あらゆる宗教の神は本質的に同一であり、あらゆる宗教は、宇宙とのスピリチュアルな一体感を経験することにより始まったと考えるようになったそうだ。

 このような思想には、単一の宗教を薦めないフリーメイソンリー教義の影響があるのではないか。フリーメイソンリーは、よくも悪くも世界の統一を目指しているといわれている。そこには、「対異星人」という見方が多分にあるように思われ、また、そもそも異星人問題にも、フリーメイソンリーの教義と共通する部分が多分にあるように思えてくるのだ。

■百瀬直也(ももせなおや)
スピ・超常現象研究家。10代でスピ世界に目覚め、長年不思議現象の探求を続ける。地震前兆現象、シャーマニズム、古代史、民俗学なども研究。各種カウンセリングも行う。特技はダウジングによる地震予知。ブログ『探求三昧』主宰。著書は『大地震の前兆集~生き残るための必須知識』(Amazon Kindle本)など。Twitterは@noya_momose。
・ブログ「探求三昧



【検索ワード】  ・  ・ 



オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする