■シングルマザーの恋は金が必要

 シングルマザーの恋は、相手が既婚者でない限り、「不倫」「浮気」と後ろ指をさされることは少ない。しかし、旦那の収入がない分、子どもを育てるために1人でバリバリ働いて収入を得なければならないし、子育てをちょっとでも手を抜いたら、「シングルマザーだから」と、子どもともどもあらぬレッテルを貼られる可能性もある。離婚してステージアップ……というよりはむしろ、経済的にも生活レベル的にもキツい状況になったともいえるのではないだろうか。

 「離婚は浮気よりも健全」の発言後、ネットでは「いいこという」という意見もあれば、「金持ちだからできる」という否定的な意見も見られる。

 千秋は、ココリコ遠藤と結婚していた2004年、自身の子ども服ブランド「リボンキャスケット」を立ち上げ、昨年2102年にはパワーストーン会社を始めた。どちらも大成功しており、過去、バラエティ番組『私の何がイケないの?』(TBS系)では、「(パワーストーン会社では)1日に200万円以上売り上げる」と語る等、実業家として成功しているシングルマザーなのである。

 離婚と浮気、どちらが健全かという問い次第がナンセンスだが、離婚→シングルマザーがステージアップにつながるかどうかは、その人の財政状況が大きく左右することには違いない。

 オンエア当日、千秋のアンサーよりも共感を得ていたのが、シングルマザー貧困について研究しているという作家の室井佑月のアンサーだ。

 「90%の男は養育費を払ってくれない。愛が冷めたら離婚する、離婚したら元妻がもらえる慰謝料は100~300万」と室井が発表した瞬間、スタジオ内がざわついた。10%の男しか養育費を払わないという現実に驚愕したのだ。

 「慰謝料が300万円もらえたとして、どの位(の期間)生活できるかわかってる?」と室井はたたみかけるように問いかけ、「顔をあわせフン!となっても一緒にいたほうがいい。“子どもを育てること”を夫婦の優先順位1位とすれば、目的を達成するには? と考えていける。帰宅したら味噌汁をあたためることぐらいして、旦那がいい気分になることをちょっとサービスするか、などできるようになる」と続けた。

 室井は、経済的な自立が出来ていないがためにシングルマザー貧困に陥ってしまうケースをとにかく増やしたくない様子で、経済的な自立がむずかしい場合は、勢いで離婚という選択をしないですむ実用的な思考方法や行動の方法をアドバイスしていたのだ。おそらくそれは、千秋の周囲にいる何ごともスマートにうまく立ち回れる一般人ママ友とは違う、結婚という状態をとにかくキープしていたほうが、生活が破たんしない一般人ママたちへ向けてのアドバイスであろう。

 室井は、冷めきった結婚生活でも離婚を選択しなかったある女性の老後のエピソードも話していた。高齢化社会で誰もが心配になる介護の問題をついていて、スタジオ内の妙齢女性たちの心に響いたのだと思う。

 「夫婦の目的を同じにする」という考え方で、随分夫の浮気に泣かされても離婚せずにがんばってきたという女性が、老後、要介護の状態になった時「これまでよくしてもらったから(浮気をたくさんしてきても、我慢してついてきてくれた)今度は俺の(お前の世話をする)番だ。」と夫が全部介護をしてくれたという。

 離婚してシングルマザーを選択しようとしている人、あなたなら千秋と室井佑月、どちらのアンサーを選ぶだろうか?
(まりこ)



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