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フジテレビ『スターマン・この星の恋』公式サイトより

――今起きている芸能・ゴシップの中から、予測不可能な現象や発言をピックアップ。世の中で起きている不思議を紹介します。

 今期のドラマの中でも、放送前から一際注目を集めていたのが、満島ひかり主演『Woman』(日本テレビ系)と、広末涼子主演『スターマン・この星の恋』(フジテレビ系)だ。テイストは全く異なるものの、両者ともにシングルマザーが主人公であることから、「これは日テレとフジのドラマ制作部の威信をかけた戦争なのでは……」と業界内でも話題を呼んでいる。

 その本気度はキャストばかりでなく、スタッフを見ても一目瞭然だ。『Woman』の脚本は『それでも、生きていく』(フジテレビ系)、『最高の離婚』(フジテレビ系)など、人間の本質をえぐる傑作を量産する坂元裕二。プロデューサーは『女王の教室』(日本テレビ系)、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を世に送り出したドラマ界の風雲児こと大平太、という盤石の布陣。

 対して『スターマン』は、『ちゅらさん』(NHK)、『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)などを手がけたハートフルなシナリオの名手・岡田惠和が脚本を担当し、『TRICK』(テレビ朝日系)、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(TBS系)と、今では映画界でもその名を轟かせる堤幸彦が演出を務めるという、豪華なタッグだ。

 しかし、フタを開けてみれば、両者ともに想像以上の低視聴率に苦しめられている。初回からその内容のエグさに物議を醸していた『Woman』の2話の視聴率は、2%以上下がっての11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ネット上では「子役が素晴らしい」「描写が現実よりもリアル」と質を称賛する評価は少なくない一方で、「救いがなさすぎる!」「もう無理、見てると鬱になりそう……」ともがき苦しむ声が続出。悲劇の中を健気に生きるシングルマザーを満島ひかりが好演すればするほど、リタイアする視聴者が増えるという報われない状況に陥りつつある。

 さらに深刻なのは、初回から一桁割れ寸前の視聴率を記録した『スターマン』だ。今期のプライムタイムのドラマ視聴率ではダントツの最下位というこの事態に、関係者からはすでに“打ち切り”の可能性が囁かれている。

「制作陣のバリューに加え、前枠の恩恵(『救命病棟24時』は初回17.7%と好調)や、『あまちゃん』効果で福士くんの人気上昇という幸運があるにも関わらずこの数字というのは、正直“異常”と言ってもいいレベル。広末さんの演技もどこか上滑りで、岡田脚本の真骨頂である軽妙な会話の応酬や、シュールでキレのある堤演出といったよさが影を潜めている状態。関係者は、この異常現象から抜けだそうと必死だそうです。フジのドラマでは、是枝裕和監督が手がけた『ゴーイングマイホーム』の視聴率低迷による打ち切り危機が記憶に新しいですが、数字以上の周囲からの好評価に恵まれて免れました。しかし今作は……。このまま数字が下がるようであれば、打ち切りも十分考えられるでしょう」(テレビ誌ライター)

 業界期待の対戦カードが1R目から両者とも満身創痍……果たしてこれから、どのようなドラマがこの二作に待っているのだろうか。
(中原歐介)



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