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 インドネシアのバリ島は、女の子たちに人気のある観光地です。南北に長く伸びたクタビーチから見る夕陽は美しいし、ウブドに行けばアジアン・リゾートをコンセプトにしたホテルに泊まることも出来ます。まさにバリ島は、癒しの楽園ということができるでしょう。ところがそれは、表ヅラにしか過ぎません。

 実はバリ島には、「改葬」という儀式があります。過去に埋葬した遺体を数年後に掘り起こして荼毘(だび)に伏す(=燃やす)というものです。私がここに赴いた時、運良くその儀式を見ることができたのですが、大変驚かされました。

 埋葬した遺体を数人で掘り起こすと海水で骨を洗っています。中には肉片がついているものも。そして、数人分の骨を集めるとバナナの葉にくるんでから木の枠に入れて焼き始めました。火炎の中に人間の頭蓋骨が見えたりしています。

 この儀式は、1年に1度行われるものだそうですが、なぜこんなことをするのかというと、貧しい集落ではきちんとしたお葬式を行なうお金がないため、こうした機会にどこかがお金を出して燃やし、共同墓地に入ることができる……というシステムが組まれているようです。また、こうした集落はバリ島にいくつもあるため、ルーティーンで儀式が行われているようです。

 特に、感銘を受けたのが、この儀式自体がまったく暗くないということ。写真を見るとわかりますが、きちんと埋葬できることがうれしいのでしょう、みんな笑顔で骨を掘り起こしているのが印象的でした。
(サカイトオル)

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