南米のチリで、血の涙を長す女性がいるとして話題になっている。20歳のヤリツァ・オリヴィアは6月のはじめ、急に目から血を流し始め、彼女はその状況を“言葉を失くす程の痛み”だとチリのテレビ局24horaに対して語った。

「私に一体何が起きているのか、なぜ私にこんなことが起きたのかわからないんです。誰も私を助けることもできないんです」

 彼女を診た地元の医師によると、彼女の症状は結膜炎もしくはほかの感染症の非常に稀なケースではないかと分析しているが、詳しい原因は不明だという。

 現在失職中の彼女の父親は「血の涙を流す娘をどうすることもできない」と、嘆いているとのこと。「胸に手をあてて私たちの状況をよく見てください。そして娘を助けてください」とメディアに訴えている。

 十分な医療費用もないため、彼女の症状はまだ正式には診察されていない。

 しかし、彼女の状態を見た各国の専門家によれば、彼女の症状は「haemolacria」と呼ばれる極めて珍しい症状である可能性もあるという。

「haemolacria」とは涙管部に腫瘍が発生し、それが原因で目から血のような色の涙が流れ出るといわれる症状である。すべて血に見える涙は、実際には普通の涙と血が混ざり合ったもので、バクテリアによる結膜炎などによって引き起こされるともいわれる。

 これまでインドなどで数例が確認されているが、世界的に見ても症例が極めて少ないため、詳しいことはほとんどわかっていない。

 有名な症例では2009年、アメリカのテネシー州に暮らした少年が、ある日突然血の涙を流し、病院に緊急搬送されるという出来事が起きている。少年は1日に3回程度血の涙を流すことが確認されているが、結局今にいたるまで、治療方法は見つかっていない。

 キリスト教の世界では古くから聖痕現象のひとつとして、修道女やマリア像が血の涙を流すという”奇跡”現象が記録されている。

 そうした現象の起源には、この「haemolacria」が関係しているという説もあるが、真相はわかっていない。

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