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 筆者はこれまで、南海トラフ地震の発生時期を予測した科学者や予言者の説を何度か紹介してきた。今回は、それらに新たな情報を加え、これまでのまとめとして、いつ頃起きる可能性が高いのかを検討してみたい。

 週刊現代6月29日号(講談社)で、面白い記事が掲載された。

 それは、「占星術師、霊能者20人に聞いた 南海トラフ巨大地震はいつ来るのか」というもの。必ず起きると言われ続けていながら、10年以内には20%、30年以内に60%~70%と、曖昧な範囲でしかわからない。そこで、科学がダメならば別の角度から予測してみようということらしい。

 週刊現代編集部は、20人の占い師・霊能者に南海トラフ地震の発生時期を占ってもらった。そのうちの何人かの予測を紹介する。

■占い師の予想

■2014年3月17〜21日説

 海外の人物では、著名な透視能力者ジム・ワトソン氏がいる。氏の予測では、南海トラフ地震が起きるのは来年3月17日~21日だという。他に、来春2回続けて大地震があり、2回目は千葉で津波があるが、被害は小規模だという。

■2015年3月21日説

 占星術を用いてネット上で地震予知を行うトレビアンヌ氏は、南海トラフ地震の発生時期を2015年3月21日と予測している。トレビアンヌ氏が過去にどのような地震を的中していたかを調べたところ、東日本大震災の5日前2011年3月6日に書かれたブログ記事で、「地震予知情報(特大!?)」と題し、「期間:3月13日頃まで 南関東:震度8~7程度」としていた。

■2015年6月説

 同じく占星術師のオオタ☆ヒロユキ氏は、2015年6月が南海トラフ地震の最も要注意月と語っているが、2011年1月8日のブログのコメントでは、「今年4月までで最も地震注意日は3月13日頃」と、東日本大震災の2日後の日付を予報していた。
二人とも3月13日という日を指定しているのが興味深いが、何かしらの前兆を感じ取っていたのかもしれない。

 20人の占い師・霊能者の予測をまとめたグラフが掲載されているが、これを見ると、以下に示す3つのピークの時期がある。
(1)2013年11月:12名が予測
(2)2014年12月:9名が予測
(3)2016年12月:8名が予測

1人で複数の時期を予測しているケースもあるので、合計は20人以上になっている。

 実は、この記事では筆者も、ダウジングで地震予測する人間として、また超常現象研究家として取材された。筆者の予測では、2016年後半~2017年前半に南海トラフ地震が起きるという結果が出ている。これは上記のピークのうち、2番目に多い2016年12月と時期的に重なることが興味深い。

■科学者の見解

 次に、科学者たちが予測する南海トラフ地震発生時期について見てみよう。5月24日に政府の地震調査委員会が発表した新たな長期評価では、10年以内だと20%程度、20年以内で40~50%と予測。50年以内だと90%程度以上という発生確率となっている。

 この予測では、はじめて「東海地震」単独発生説を否定し、東海・東南海・南海3連動の「南海トラフ地震」を前提としている。これまで歴史を通じて東海が単独で揺れたことはないので、今までの想定がおかしかったと言えるだろう。規模的には、「M8以上の地震が起こる切迫性はかなり高い」としている。

 南海トラフ地震は、これまで90年~150年の間隔で周期的に発生しているが、東海は前回の安政東海地震からすでに159年経過しているのに対し、南海・東南海はまだ70年弱しかたっていない。そのため、次の地震発生時期に関して科学者の間でも、まだ20年位は起きないとする説と、すぐに起きてもおかしくないとする説に分かれる。

 東海・東南海・南海のこれまでの連動のパターンとしては、ほぼ同時に揺れる宝永地震型、数時間の時間をおいて揺れる安政地震型、数年間の間をおく昭和地震型のパターンがある。「すぐ起きる」派では、以前の記事で紹介したロシアの地震学者アレクセイ・リュブシン氏が、2013年から2014年前半の間に、南海トラフでM9.0規模の地震が発生すると予測。
「しばらくは起きない」派では、高知大学の岡村眞特任教授が、2025年から2035年の間に南海トラフ地震が起こりやすいと語っている。このように時期を明確に予測している科学者は、非常に少ない。

 FM電波による地震予知を試みている北海道大学の森谷武男氏は、2050年以降に、東海地震が付随する南海トラフ地震が起きる可能性が高くなると予測している。

 最後に、東日本大震災などさまざまな出来事を予言し的中させてきた松原照子氏の世見について。これまでの松原氏のブログ記事で、南海トラフ地震に関係すると思われるものを抽出し、パズルのように繋ぎ合わせて、筆者なりの解釈を導き出してみたい。

 2012年2月8日のブログでは、「日本も火山が多いし、『濃尾も今から126が注意』と書きたくなっても、この数字が何の意味か分からないし、1891と書きたくなったので年月を指しているのか?」と書いている。「1891」は、日本史上最大の直下型地震である濃尾地震が発生した年だ。これに、「126」を足すと2017となり、“2017年に濃尾平野が揺れる”という意味ではないか。そう解釈すれば、濃尾地震ではなく南海トラフ地震とも取れる。

 5月11日のブログでは、「駿河トラフから四国沖に掛けての辺り、岩盤と云っていいのかなぁ、何かしらずれかけている気がしているのです」と書いた後、「162年はポイントの年」ともあり、この意味はわからないが気になるという。これは、前回東海地震が起きた1854年に162年を足した“2016年に南海トラフ地震が起きる可能性がある”という意味ではないのか。

 以上の松原氏の世見に対する筆者の解釈をまとめると、“2016年か2017年に南海トラフ巨大地震が発生する”と予言しているとなるかもしれない。これはちょうど、“2016年後半~2017年前半”という筆者のダウジング予測の結果と重なるではないか。さらに、週刊現代の記事で9名が予測している(2)の2016年12月頃と重なっていることも興味深い。

 また、週刊現代で一番予測が多かった今年の11月も、注意するに越したことはない。
あくまでも占いや予言をもとにした解釈で、本当にその通りになるか定かではないが、特に東海・近畿・四国に住む人々は、心の片隅にとどめていただきたいものだ。

■百瀬直也(ももせなおや)
 スピ・超常現象研究家。10代でスピ世界に目覚め、内外の聖地巡礼を続ける。シャーマニズム、古代史、民俗学、地震予知、占星学なども研究。各種カウンセリングも行う。特技はダウジングによる地震予知。著書は『ヴィア・ドロローサ~イエスが歩いた悲しみの道』『大地震の前兆集~生き残るための必須知識』シリーズ (Amazon Kindle本)など。Twitterは@noya_momose。
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