shinkoiwa.jpg
画像は、Wikipediaより

■自殺の名所・新小岩駅 自殺者には地獄の苦しみが待っている

 6月27日午後2時40分頃、東京都葛飾区のJR新小岩駅(総武線)で、通過中の成田空港行き下り成田エクスプレス33号に男性が飛び込んで死亡した。自殺と見られるが、飛び込んだ際に、ホームにいた女性に遺体の一部が飛んでぶつかり、軽傷を負った。今回は、この事件を題材として、自殺ということを考えてみたい。

 JR東日本によると、新小岩駅は2011年度に人身事故が9件発生したが、その多くは飛び込み自殺とみられる。人身事故がほかの駅よりも多いため、人身事故防止の一環としてホームドアを設置する案が検討されている。2011年7月には、電車に飛び込んだ女性が同じく跳ね飛ばされて、ホームにある売店に突っ込み、周囲の男女4人が負傷する事故があった。

 こうした悲劇が重なり、日本の「自殺の名所」が挙げられる時に、最近では、新小岩駅が必ずと言っていいほど登場するようになった。Wikipediaの「自殺の名所」の項にも、青木ヶ原樹海、東尋坊、中央線快速などとともに、新小岩駅がリストアップされている。

 なぜ新小岩駅で自殺する者が多いのかというと、理由の一つとしては、成田エクスプレス(以下NEX)の通過速度にある。最高時速130キロを誇るこの特急列車は、新小岩駅を通過する時は、時速120キロというスピードが出ているという。
そのため、自殺する人間にとっては、飛び込めば「確実に死ねる」という思いがあるのだろう。

 では、なぜ駅付近で減速しないのかというと、一つには、形成スカイライナーとの時間競争がある。最高時速160キロで、日暮里-成田間を最短36分で結ぶスカイライナーに対して、NEXは東京-成田空港間を最短でも53分かかってしまい、京成に大きく差を付けられている。

■地縛霊が出る!?

 よく言われるのは、自殺の名所のようなところには、自殺した霊たちが地縛霊として漂っていて、それに憑かれて自殺してしまうということだ。

 だが、自殺を繰り返すような人は、もともと人間的な「弱さ」があって、他人から見れば些細な理由で死にたいと思い、実行に移してしまうのだ。たしかに、人が自殺した場所には霊が残り、誰かを恨んで死んだ場合は、関係ない人に霊障を及ぼすこともあるだろう。

 特に、霊障を受けやすい人は自殺の名所のようなところに不用意に近づかないに越したことはない。

 ネット上を探すと、新小岩駅にまつわる「怖い話」がいろいろと見つかる。

■新小岩駅の怖いウワサ

 たとえば、ホームには「女子高生の地縛霊」がいて、人の背中を押したりして自殺に誘うとか。駅周辺には、自殺した霊がうろうろ徘徊しているとか。だが、超常現象研究歴数十年の筆者から見れば、その多くは都市伝説的で、リアルそうな話は少ない。

 美輪明宏氏によれば、自殺者というのは人生という学校の中途退学者で、極端なマイナス思考の想いをもって死んでいってしまうという。著名な霊能者だった宜保愛子氏は、不成仏霊の中で、もっとも成仏しにくいのが自殺霊だと語っていた。自殺した霊は現世よりもさらに悲惨な試練が待ち受けていて、生きていた方がどんなにか楽だっただろうという。

 自殺霊たちは、霊界で自分が死んだことも悟らずに、長いこと暗闇の中で孤独に過ごす。まだ肉体があった時には、腹が減れば食事をするとか、何かしら気を紛らす術がある。だが、霊魂だけになった存在にあるのは「思い」だけなのだ。美輪氏によれば、一つの思いに囚われてしまうと、そこから抜け出せなくなり、自分で創りだした思いによって苦しむこととなる。

 誰ともコミュニケーションがとれず、ただ闇の中で孤独に過ごさなければならないのは、地獄の苦しみ以外のなにものでもない。霊界では、「孤独」がもっとも大きな苦痛だという。この世で生きていることが辛いからといって、「死ねば楽になれる」というのは、あの世のことを知らない無知から来る大きな間違いなのだ。

 筆者がかつて会った琉球シャーマン(ユタ)の女性は、「不倫と自殺は神さまが絶対許さない大きな罪」だと言っていた。この世に生まれてくること事態が非常に稀有な機会であり、それを自ら放棄するというのは、大きな罪だというのだ。人は生まれる前に自ら決めた、または行為の存在によって決められた「目標」を設定する。だが、自殺することを目標として生まれてくる霊など、一人もいないはずだ。

 人は誰でも、この世という「学校」で、与えられた「カリキュラム」を学習するために生まれてくる。その霊的成長のための機会を自ら放棄してしまうのは、取り返しがつかない過ちなのだ。自殺した霊は例外なく、霊界に来てから、死んだことを後悔する。

 それでも、どうしても死にたい理由があるという人は、筆者まで連絡してください。解決策を一緒に考えましょう。

■百瀬直也(ももせなおや)
スピ・超常現象研究家。10代でスピ世界に目覚め、長年不思議現象の探求を続ける。地震前兆現象、シャーマニズム、古代史、民俗学なども研究。各種カウンセリングも行う。特技はダウジングによる地震予知。ブログ『探求三昧』主宰。著書は『大地震の前兆集~生き残るための必須知識』(Amazon Kindle本)など。Twitterは@noya_momose。
・ブログ「探求三昧




【検索ワード】  ・  ・ 



オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする
  • HOME
  • オカルト
  • > なぜ、新小岩駅は自殺の名所となってしまったのか?