izumo5.jpg

 2013年の今年、話題になっている島根県の出雲大社の「平成の大遷宮」。

 60年ぶりの改修となるのですが、5月10日には御本殿遷座祭を終え、ご祭神である大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る御本殿もいよいよ新しくなりました。

 新しい御本殿は「蘇りのパワー」を持つと言われ、大國主大神のご利益もこれまで以上に期待できるのではないかと、今注目のパワースポットとなっています。

 早速、私も新しい出雲大社の御本殿を参拝させていただきました!

■結局、どこが新しくなったの?

izumo2.jpg
御本殿

 大國主大神がご鎮座するとされる御本殿を参拝します。実は、出雲大社では実際に御本殿の前までは行けず、その前にある八足門から参拝できます。ちなみに現在、修造工事が終了しているのは、御本殿と瑞垣内の各社殿と、八足門とその先にある桜門。八足門や御本殿など瑞垣の中にある建造物を見た感じでは、あまり新しいといった印象は感じないかもしれません。御本殿も遠くから見る事ができるのでじっくり確認しましたが、木造の御本殿に使われている木材も古いままのような・・・…。

 これでは「え?どこが新しいの?」と疑問に思う参拝者の方も多いかもしれません。どこか新しくなったのか、気になったので、近くにいた神社の方に話を聞きました。

「御本殿は、屋根を新しくしているんです。」

 話によると、さすがにすべてを新しくしようとすれば、お金も莫大にかかるそうで、どうしても屋根など痛みの激しいところから優先的に修復することになるそうです。

 正直、話を聞いた時は「え? 屋根だけなの?」と思いましたが、実際まだ修造工事されていない屋根と見比べてみました。

 修復されていない社の屋根には苔などがたくさんついていて、確かに汚れています。それと比べると新しくなった屋根を持つ御本殿はとても綺麗に感じました。

そして先述のとおり、まだ出雲大社の修造工事は終わってない場所もあります。
今後も境内にある社殿や鳥居などの修造工事が行われ、完全に終了するのは2016年の2月の予定だそうです。

しかし、御祭神である大國主大神が祀られている御本殿は新しくなった今が参拝するチャンスです!
注目するのは屋根です!確かに綺麗になっていますよ!

■注連縄も新しくなったの?

izumo1.jpg
注連縄

 出雲大社の見どころといえば、神楽殿にある日本最大級とされる注連縄です。その長さは13.5メートル。重さは4.4トンだとか。そんな出雲大社のシンボルと言っても過言ではないこの注連縄の前では、この日も写真を撮ったり、その大きさに驚いている人達がたくさんいました。

 この注連縄、私が以前訪れて見た時よりも綺麗になっている気がしたので、「平成の大遷宮」のタイミングで取り替えたのかなと気になりました。

 というわけで、こちらも神社の方に聞いてみました。「今年になって、注連縄は変えましたよ。」との回答でした。

 しかし、詳しく聞いてみると、この注連縄は60年に一度取り替えられるのではなく、6~7年に一度は取り替えられているそうです。冷静に考えたらそうなんだろうなとわかるのですが、少し残念な気持ち。

 でも、新しい気を放つ注連縄である事には変わりありません。この注連縄は、他の神社の注連縄とは違い「大国締め」という左から巻かれる珍しい巻き方なのは、やはり大國主大神が西向きに鎮座されているというのに関係しているのだと、その場にいたガイドさんい教えて頂きました。この機会にぜひ、珍しい注連縄の結び方にも注目してほしいです!

■現在の出雲大社ってどうなの?

「最近、参拝客の方増えていますか?」と、近くのお店の人に話を聞いても、5月の御本殿遷座祭からはたくさんの人が出雲を訪れていると教えて頂きました。

 私が出雲を訪れたのも6月の平日でしたが、既に出雲大社周辺の宿はとれない状況で、しかも、その日は台風の影響で天気が心配された日にも関わらず、多くの観光客が訪れていました。

 観光バスで訪れている人や、家族で訪れている人が多かったように感じました。また、女性の一人旅も多く見かけたのは、やはり現在の出雲大社の御本殿が遷宮を行い、縁を司る大國主大神のパワーが得られる絶好のタイミングだと注目されているからかもしれません。

 寺社仏閣が好きな人は「ご朱印帳」を持って、朱印を集めている人も多いと思いますが、出雲大社では、社務所では朱印はしてくれますが、ご朱印帳は販売していませんでした。巫女さんに聞いてみると、ご朱印帳は境内外の土産物などを扱うお店で販売しているとの事でした。そこで境内を出てお店で聞いてみると、なんとその日は驚く事にご朱印帳が売り切れていました。

 神社に行って、ご朱印帳が手に入らない事ってあるんですね・・・近々参拝されるご朱印コレクターの方は気をつけて頂きたいと思います。

 出雲大社の「平成の大遷宮」昨年から話題になっていましたが、実際に足を運んでみてわかったことがたくさんありました。まだ修造工事は完全に終わったわけではありませんが、ぜひ、本宮が新しくなった今のタイミングに出雲大社を訪れて欲しいと思います。

 現在たくさんの人が出雲大社に足を運んでいるというのには、やはり魅力を感じる場所であるからだと思います。そして、次のチャンスは60年後! 正直、私は生きているのかわからない年齢です。由緒正しき、出雲大社の御本殿の新しい姿を見る事ができてよかったです。新しい縁結びパワーを直に受けたので、今年こそ良いご縁をゲットしたいと思います!
(文=西脇聖/AN FACTORY)






オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする