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富士山有料化の前に登りたい!!

 7月1日に、世界遺産登録後はじめての山開きを迎える富士山。富士登山のベストシーズンとされる7~8月の2カ月は夏休みの時期とも重なり、「世界遺産登録記念に登っておこうか」と、今年の夏は富士メモリアル登山を計画している人も多いのではないだろうか。

 富士登山の人気は江戸時代にさかのぼるが、実は長い間女人禁制で、1872年にはじめて女性の富士登山が許された。また、交通手段は徒歩のため、江戸から富士山のふもとに到着するまで健脚でも片道3日かかったそうで、女・子どもの近寄る隙などない遠い存在だった。だが意外とミーハーだった江戸庶民は、日本一の山に登ってみたいという思いと、疫病などが蔓延する治安のよくない時代だからこそ、霊峰富士登山で得られるご利益がほしかった。

 そして、「女も子どもも、誰でも富士山に登ることができるように」と、富士山を信仰する人々のサークルのような団体「富士講」で考案されたのがミニチュア版の富士山「富士塚」である。

 「富士塚」は、富士信仰にもとづき、富士山に模して造営された人工の山や塚。都内では6~10メートルのものが多い。関東近県にも存在するが、「富士塚跡」という石碑であることが多く、立ち入り禁止の場合も多いので注意していただきたい。

 今週末の富士山の山開きである7月1日にあわせて、都内で現存する有名な富士塚も山開きを行う。いくつか紹介しよう。



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