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よくもぬけぬけと!

 20代後半から30代アラサー過ぎ男女の「痛い!」と感じる別れから、隠れダメンズが見えてくるのではないだろうか。

 今回は、一見フェミニスト実は隠れダメンズの傾向と、見抜く方法を、実際に筆者が聞いた“最低な別れ方”を紹介しないがら、お伝えしたい。

【残念な別れ方 事例】

1、電話で一方的に「ほかに好きな女がいる」、その後トドメを指すようにメールで「今は友達だけど、惚れている人。君はこんなところが悪いから別れる」と全部1人で決めて、女に別れを命じる。

2、以前から知っていた好きな男から自分のマンションに誘われた。誘いに応じて一夜を共にする。相手も気持ちよさそうだったので、互い恋愛を確認しあったと思ったが、早朝叩き起こされて「帰れ」と追い出された。

3、突然呼び出され、「二股かけている。別の女が好きだ」と別れを告げられた。

4、交際中の男から、「ほかの女とも付き合っている」と天秤にかけられていることを知らされる。だが実家の両親に恋人として紹介してくれたので、本命は自分だからとヒステリーにならず、しばらく様子を見て、男がもう1人の女と別れる気配をうかがっていた。だが、その女との交際の模様を口にするようになり、相手の女はといえば、男が二股をかけていることを知らされていないことがわかり、とうとう病気になってしまった。

5、付き合った時は、男がまさか失業中だと知らなかった。支えてあげたのに、就職が決まった途端に「別の女とも付き合いたい。セックスしたい」と言い出した。問い詰めると、今後の浮気を承認されたいと言い出した。

6、2度3度、外で食事をした。その後「君の手料理が食べたい」とうちに来たので、おつまみをあれこれ作ってもてなしたのに、途中で男がソファーで寝てしまった。翌朝も何もなく帰っていった。

7、男から交際を申し込まれた。互いに実家で親と同居していたので、会うのは外。半年後に男に呼び出されて「別れる」と一方的に言われ、キレた。

8、別れたかったが、面と向かって切りだすよりも、仲間がいるので、自然消滅が良いと判断。沈黙を通していたら、仲間同士のMLでその男から中傷され、傷ついた。

 この事例は相手が年上、同じ年、年下と、さまざまなので、年齢差カップルの残念な別れ方に該当しないと思う。また仕事ができるできない、優秀か無能かというカテゴリーにも当てはまらない。あるジャンルに秀でているのに、女よりも優位に立ちたいためか、平気で女を傷つける男もいれば、正規雇用を目指しているものの、非正社員からステージを上げたいともがいている男が、満たされない現状に焦りを感じて、女にぶつけているようなこともある。だが、問題はそんなに単純ではない。

 女に平気で恥をかかせる男の正体とは何か。

 一言でいえば、「モテない男」の典型的なパターンだ。そして、たとえモテていたとしても、モテが足りてないと感じている男子。つまり、他人の評価がないと自分が安心できない男たちだ。
 
 この事例に出てくる男どもは、 弱いくせに、器がちっちゃい。だが自尊心だけが肥大している。しかもやっかいなのは、自意識が非常に高いため、女性とのコミュニケーション能力が、ほとんど、ない隠れダメンズなのだ。

 大人の男は、自意識と自意識の兼ね合いを見計らって、バランスを保とうと努力するものだ。だが、事例に出てくる男達は、決定的なことが欠落している。「自尊心と自意識を自分でコントロールできる」という自分自身を客観的に見ようとする心得が失せているため、恋愛にもキモくなる。

 上記の「1」の事例を例にとってみよう。

電話で一方的に「ほかに好きな女がいる」、その後トドメを指すようにメールで「今は友達だけど、惚れている人。君はこんなところが悪いから別れる」と全部1人で決めて、女に別れを命じたこの男。

 「自分で全部決めて、一方的に女を切っていく」男の根底にあるのは、器よりも巨大な自意識の高さだ。原因は両親の過保護。もともと男親は、地方の私立大出身で、子供たちに高学歴をもたらせようと、中高大と学費の高い私立へ。母親は子どもの言いなりでなんでも「はいはい」と聞くという。一種のマザコンだが、母親に尊敬の念を抱いていない。母親に対する軽蔑の気配すら漂う。だから、女を傷つけても許されると勘違いしている。

「女は怖い」とわかっている男はまだマシで、母親を尊敬できない男ほど、女に平気で恥を欠かせたり、傷つけたりしている。

 もはや、デリカシー欠如のまま、「小さな国の王様」よろしく自意識溢れるエゴに突き動かされながら、アラサーまで生きてきたのだろう。

 自分の器よりも、自尊心と自意識が高く、その原因が親の過保護で、親すら尊敬できない男。こんなキモい男は、女にモテなくて当然。でもその正体を知らずに、関わってしまったら災難だ。一見、フェミニストに見えるが実は隠れダメンズをチェックしてみよう。

【自尊心と自意識が強すぎるキモい男を見分ける方法】
次の項目の男には、要注意!

 孤独に負けてしまったからという理由で、キモイ男とくれぐれも関わらないように。

1、「両親から過保護に育てられた」という男

2、これまで酷いフラれ方をしたのが原因で、復讐心から、女を平気で傷つける

3、「いざとなったら、親に助けてもらう」と口にする男

4、実家の近くに住んでいて、週に一回以上、実家に帰る男

5、母親を軽蔑している男

6、必要以上に女に期待する。裏切られると、キレやすくなる

7、食べ物を箸あるいはスプーンですくい取って、「あーん」と女の口に持ってくる頻度が多い男。子どもっぽい仕草を平気でする男

8、「僕と仕事のどちらが大事」と、選択を迫るような言動をする男

9、体調が悪いと訴えても、自分の欲望を満たそうとする男

10、「君は○○だよね」と女の言い分を聞かずに、決めつけてくる男

 キモワルい男=モテない男。女性から疎まれる。つまり弱いということ。生き物として弱小ということは、子孫を残せないかもしれませんね。そのことを、男自身が本能的にわかっているのでしょう。なぜ女を傷つけても、己の自尊心や自意識を保とうとするのか。ひょっとしたら、強いあなたに惹かれたものの、自分の弱さを突き付けられたため(男が気づいてしまったから)、傷つけてもあなたから、去っていったのかもしれませんね。

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撮影・小平尚典

■夏目かをる(なつめ かをる)
コラムニスト、小説家、ルポライター。ワーキングウーマン2万人以上の取材を武器に、恋愛や婚活、結婚のジャンルで精力的に活動。連載恋愛コラム「「夏目かをるのTree of Love~愛のなる樹」、同窓会恋愛ルポなど。難病も克服してテレビ出演も。作家修業の一環として花柳界など夜の世界でバイト経験もある。
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