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 この3月、中国の上海市を流れる川で1万頭もの豚の死骸が漂着するという衝撃的な事件があった。豚の死骸は腐臭を放ちながらパンパンのボールのように膨れ上がったり、腐乱が進んで内蔵が飛び出してぐちゃぐちゃのものもあったりしたそうだ。

 投棄された豚は病気にかかっていたという。通常、病気の豚や鳥は流通させないもの。しかし、国による流通管理が厳しくなったため、闇ルートで売れなくなった豚を養豚農家が川へ不法投棄したと思われる。

 このような汚染された水が水道水になったり、製造に使われて加工食品として世界に輸出されたりしているとしたら……? ゾッとして誰も口にしたくないだろう。

 豚の大量死、カドミウム米など、中国食品汚染のニュースが世界中を駆け抜ける今……。

 中国の食品汚染は、どこまで深刻なのだろうか? 

■日本を震撼させた毒ギョーザ事件を思い出そう

 5年前、日本を震撼させた毒ギョーザ事件を覚えているだろうか? 2007年12月下旬以降、中国製冷凍ギョーザを食べた千葉県と兵庫県の家族がめまいや嘔吐などの食中毒症状を訴えるという事件があった。

 9人が入院、うち女児1人が一時意識不明の重体。冷凍餃子にはや有機リン系農薬・殺虫剤メタミドホスが混入。メタミドホスが人体や環境に与える影響は大きいため、日本では使用が禁止されている。致死量は、体重50kgの成人で1.5g。メタミドホスが、これほど強い毒性を示すのは、地下鉄サリン事件で使用された毒ガスのサリンと似た構造を持っているからなのだという。

■日本の食卓に出回る中国汚染食品

 厚生労働省「輸入食品等の食品衛生法違反事例」には、輸入食品で摘発された中国産品の違反事例がずらりとならぶ。「ナッツ類」にダイオキシンをしのぐ発がん性が高いカビ。「ウーロン茶」で検出された殺虫剤フィプロニルは下痢や嘔吐などの健康被害。「冷凍焼きアナゴ」からは大腸菌群が検出。「きくらげ」や「しいたけ」などの複数の乾燥食品に使用している漂白剤に含まれる「二酸化硫黄」は、過剰摂取すれば気管支障害やアレルギー反応などを引き起こす。「活はまぐり」や「あさり」からは除草剤プロメトリンが検出された。なぜ、農薬が魚介類から検出されたかと言えば、大量に散布された農薬が川から海にまで流れ込んでいるからだ。

 だが、摘発されるのはごく一部。輸入食品の検疫検査は全体の1割。つまり、あとの9割はチェックをかいくぐって市場に出回っているのである。

「ラベル表示を確かめて買うから大丈夫!」

 と、安心するのはまだ早い。



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