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画像は、RIA NOVOSTIより

■ロシアカルト団「アシュラム・シャンバラ」教祖に実刑判決

 ロシア連邦、シベリアの中心的都市ノヴォシビルスクで、3万人もの信者を持つカルト団「アシュラム・シャンバラ」の教祖、コンスタンチン・ルードネフが、今年2月、禁固11年の実刑判決を受けた。

 露紙「シベリアン・タイムズ」によると、罪状は、強姦、麻薬密売、性的暴行、人権侵害を目的とした新興宗教団体を創り上げた罪。45歳の自称「シリウス星からやって来たエイリアン、またの名を神」のコンスタンチンは、20年以上にわたり、14~30歳を中心とする信者たちに、盲目的な忍従を強要。有り金を巻き上げ、薬漬けにし、セックス、乱交、暴行と、やりたい放代やってきた。裁判には、元信者らが撮影した教団の異様な実態をうつしたビデオが提出され、ロシアだけでなく欧米諸国を震撼させた。

■「アシュラム・シャンバラ」とは?

 元ロシア軍の徴集兵で、製鋼所工員だったコンスタンチンが、ノヴォシビルスクで、厳格、かつ階層的なカルト団「アシュラム・シャンバラ」を立ち上げのは1989年のこと。自分のことを、人類を啓蒙するためシリウス星から地球に送り込まれた異星人で神、「偉大なるシャーマン、シュリ・D・アバター・ムニ」だと名乗り、「愚者の流儀」という奇怪な説法を考案。「スピリチュアルなエネルギー・チャンネルを浄化」という、神秘主義的な儀式を行うようになった。「愚者の流儀」を理解することは、かなり難解であるが、早い話が「伝統的な家族のあり方、子供を産み育てることや勉強方法、勤労スタイルを、あざける内容」とのこと。信者に、これまで正しいと思っていたことは悪だと叩き込み、服従させるためのツールだと見られている。

 信者数3万人を超えるとも伝えられる「アシュラム・シャンバラ」の信者獲得方法は、ヨガだった。ヨガを通して「愚者の流儀」を説き、薬物を与え、洗脳していったのだ。入信した若者たちは、命じられるがままに、家族や友人らと絶縁し、貯金、資産、命、全てを「アシュラム・シャンバラ」に捧げた。教団に息子や娘を奪われた親は嘆き悲しみ、警察に行方不明者届けを出したとのこと。息子を洗脳されたという母親は、「息子は15歳のときにアシュラム・シャンバラでヨガを学ぶようになった。そして、3年後。完全に洗脳されてしまった」と証言している。

 信者は増え続け、3万人以上に膨れ上がった。そして、信者の貯金や資産を吸い上げたコンスタンチンは億万長者になったのだった。

 入信した信者たちは「アシュラム」という施設で共同生活を送るよう強いられた。この施設は、ロシア20都市、ウクライナ、ギリシャ、デンマークに点在しており、どこも信者で溢れていたとのこと。信者の貯金や資産を吸い上げたコンスタンチンは億万長者になり、多くの信者たちに「神」だと崇められ、自信をつけた。教団施設で絶対的な支配力を持つようになり、暴君ぶりを発揮するようになっていったのである。



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