毎日暑くて汗ばむ陽気が続いています。

 汗がたくさん流れるのはいい事ですが、その分身体の悩みも増えてきますよね。身体から発せられる嫌なニオイや、日焼け、水分不足……。

 中でも、夏は頭髪の悩みが一番気になるという人も多いでしょう。汗で頭髪が肌にくっついてやけに地肌が目立ったり、帽子を被ったら中が蒸れてしまって脱げない人も……。まさに薄毛で悩む人には悩ましい季節がやってきたとも言えるでしょう。

 そんな悩みを持つ人に、是非オススメしたいのが京都の御髪神社(みかみじんじゃ)です。

■京都の御髪神社に行ってみた

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 ここは「日本で唯一の頭と髪の神社」という肩書きを持つ神社で、最近は、薄毛に悩む人に人気のあるパワースポットとしても注目されているそうです。

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■“頭髪に効果的”と謳われる理由とは?

 この神社のご祭神は「藤原采女亮政之(ふじわらのうねめのすけまさゆき)」という人です。

 その所以は亀山天皇の御代(1259~1274)に遡ります。宮中に仕えていた藤原基晴卿が責任をとって下関に居を構えた際に、三男である政之公が生計を助けるために髪結職を始めたそうです。

 それが、政之公が髪や化粧に関わる理美容業の初祖といわれている理由で、亀山天皇の御陵近くに政之公を祀る神社が建立されたそうです。

 その腕前は評判で、幕府御用達の髪結師ともなったことから、理美容業のに関わる人の信仰も深いようです。境内には「髪塚」と呼ばれる石があり、願い事をしながら切った髪の毛を納めるとご利益があると言われています。
社務所には、納める髪を切るためのハサミも置かれていました。

 髪の毛が少ないと悩んでいる人が、髪の毛を切って祈願するって、ちょっと残酷な事を要求する神様のような気もしますが、もう少し境内を見て回る事にしました。

 奉納されている絵馬を見ると、確かに髪の毛を求めて参拝している人が多いようです。私が訪れた時も、男性の参拝者が1人で訪れ、恥ずかしいのか私の方チラチラ気にしながら参拝していたり、夫婦で来て、奥様が旦那様に参拝を進める姿も見られました。

■絵馬に書かれた心の悲鳴

「髪の毛を生やしてほしい」「抜けた毛を戻してほしい」というよりは、境内の絵馬には「抜け毛の進行を止めたい」「若くしてハゲたくない」と願う人の切実な願いが書かれていて、現状維持を求め、参拝する人が多いのだとわかりました。

 そして境内の玉垣には、テレビCM等で観た事のある育毛・発毛で有名な会社の名前が並んでいて、この場所が髪を大切に思う人たちの聖地なのだと実感させられました。

 また、最近では頭の神様として別の目的を持って参拝する人もいるのだとか。境内に入って左側に立つ毘沙門天の像。髪は、頭にとってはヘルメットと同じように頭を守る役割があることから、受験の合格祈願に訪れる学生さんも増えているそうです。私は女性なので薄毛祈願というよりも、毎日の紫外線に髪が負けて痛んでしまわないように、美しい髪の毛を手に入れたいと祈願しました。

 社務所にあった櫛型のお守りは、小さくとてもかわいかったので女性にも人気がありそうです。

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「髪の神様」って、言葉にするとちょっとダジャレみたいですが、日本で唯一の頭と髪のご利益があるというパワースポットなので、全国から参拝者が訪れる人気の場所です。もし髪の悩みで「もう神頼みしかない!」と感じている人には是非訪れてほしいスポットです。
(文=西脇聖/AN FACTORY)



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