神奈川県伊勢原市で起きた路上切り付け事件の容疑者、貞苅詩門容疑者が、ファンタジー系で一定規模のクラスタ(関心層)を形成している人工言語「アルカ」の作者セレン・アルバザード氏その人であった、ということで話題を呼んでいる。

 貞苅容疑者がYou tubeに投稿した動画は「中二病をこじらせた」症例として掲示板などで話題になっているが、いずれの動画にも目を見張るべきクオリティや、画面に映る貞苅容疑者のパーソナリティに発見と謎があり、単に「こじらせた中二病」として片付ける訳にはいかない深みが感じられる。この動画を足がかりに、貞苅容疑者の精神世界 の核心部である「人工言語アルカ」を巡るプロファイリングを行ってみよう。

■人工言語プロジェクト「アルカ」とは?

 Wikipediaによると、「アルカ」は1991年から制作が開始された人工言語である。エスペラントなど、既存の人工言語と異なり、既存言語から語彙の借用を行わずに、まったくのゼロから背景となる風土・文化とともに、創作されている。20年間で15,000語の語彙を擁するに至り、アルカだけで執筆された映画や小説も既に存在していることから、人工言語としては高い完成度に到達しているものとみていいだろう。

■貞苅容疑者は「アルカ」を10歳から制作。実子は「アルカ」のネイティブ・スピーカー!!

 報道では、セレン・アルバザードこと貞苅容疑者は1981年生まれとなっているので、人工言語アルカプロジェクトの開始時点では10歳 ということになる。ネット上で読めるプロフィールでは、とある「国際団体」のために人工言語アルカの制作に着手した、とのことだが、これがどのような団体なのかはわからない。

 その後アルカは10余年継続するプロジェクトとなり、独自のクラスタを形成して先述のような著しい成果を挙げることになる。アルカクラスタに近しい人物のブログによると、2011年時点で整理された「制アルカ」と、クラスタ内で変化した「俗アルカ」に分離したそうだ。事件後は、ラテン語に倣い「制アルカ」を古語として保存し、新しい語彙を「俗アルカ」として発展させよう、というクラスタ内の議論もあるらしい。つまりアルカは人工言語としては既に創作者の手を離れ、一個の言語圏として離陸しているのである。ちなみに、貞苅容疑者の2人の子どもはアルカのネイティブスピーカーであるという。

■事件は自身の“小説の一部”だった!? 「劇場型」犯行の可能性も

  世界にも類を見ない成功を収めた人工言語プロジェクトクラスタは、そのカリスマ的中心人物による元妻へのストーカー行為、刺傷事件によって激震する。一連の犯行は、1年前の段階で貞苅容疑者の近しい関係者だけに回覧された、貞苅容疑者の小説『セレンの書』の記述と極めて類似しているらしく、この犯行が衝動的なものではなく、メディアの報道も含めて入念に準備された「劇場型」犯行である可能性もウワサされている。

 言語学的な偉業を達成したカリスマ、陰湿なストーカー、小説内で予言した犯行の実行、これらから浮かび上がってくる貞苅容疑者のパーソナリティは複雑であり、決して「中二病をこじらせた」云々で片付けられない言い知れぬ謎を孕んでいるのではないだろうか。早速、貞苅容疑者がYou Tubeに投稿した動画から読み取っていこう。



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