――本当に当たる占い師はどこに……? 恋と仕事と人生のはざまでさまよう独身アラフォー女・カシハラが、導きを与えてくれる占い師を求めて、さまざまな占いを渡り歩きます。(過去記事はこちらから

 すでに、か~な~り訪ね歩いた占い師巡礼。花札占いから始まり、日本橋の父韓流霊能占い師ゴールデン街の犬の占い師イケメン気皇師などなど。その割には、なかなかカシハラの未来が開けない……。占いなんてそんなもんだよね……と思いだした折、知り合いのサチエちゃんが、お店に入った瞬間、「今の彼氏はよくない! 別れたほうがいい」と、ズバッと言われたというウワサの占い師に会って来ました。

 場所は、高円寺の商店街。しかも本来はスナックで、名前が「美星(ビスター)」。行き着いたその場所は、外観も昭和40年代風。ネタにはなりそうだけど、だいぶアヤシイ……と、一抹の不安を覚えつつ、入ってみると中にはでっかいオジサンが1人。なんとこの方が、観相学の大清水さん。なんでも警察官の経歴を生かして、顔相と手相を見るんだそうです。

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ここが、お店のようですが……
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人がよさそうな雰囲気の大清水さん

 おずおずと勧められるままにスナックのシートに座り、まずは名前と好きな食べ物、行きたい場所などを用紙に書き込みます。すると大清水さんは、「正面を向いて座ってください」と。数分ほど顔をじっと見つめられたあと、次は手。ボールペンで気になる線に印を付けてくれます。今後の出会いについて聞いてみると、

「あなたには今しばらく、生贄が必要ですね」

 生贄? なんじゃーそらー! 男子をバリバリ喰う肉食になれってこと? すると大清水さんはにっこり笑いながら、

「喰ったほうがいいです。落ち着くには生贄っていうか、オクモツというか、あなたにはまだお供え物が必要。あなたがまだまだ自分の中で肉体的にも精神的にも、収まりのないすき間を生贄で埋めていったほうがいいです」

 なるほど! 今までのダメ男どもはすべてカルマを解消するための生贄だったんですね。しかし、それでもまだ足りないとは……。

「まだまだ足りません。それに10年後、20年後とか、老後とかをあなたは考えちゃいけない。ライオンは、明日のシマウマのことを考えない。考えるよりも本能で動いたほうがいい」

 シマウマもある意味、ライオンの獲物。やっぱりハンターとしての道を極めるべきなんですか?

「あなたの身体の中にはウルトラマンと同じのカラータイマーがついていて、3分しか地球にいられないみたいな基準が決まっている。あなたの常識は一般人からに見ると非常識に見えるかもしれないですが、気にせず思いの通りに強気でいくほうがいい」

 ええと、この間カシハラは大怪我をしてまだ療養中なんですけど。それは何か意味があるんでしょうか?

「お見受けする限りでは、前世では相当の暴れん坊だったようです。なので、神様が暴れないようにいっぱいお札を貼った気がします。そのお札が最近剥がれそうになっていたので、まだ早いと押さえつけられてるんですね。しかし、その力を全部発揮したら恐ろしいことになると自分でも恐れている」

 どんな暴れん坊将軍なんですか。そして、もしも開放してしまったらどんな恐ろしいことが起こるんですか?

「やがてケガの完治とともに、自分の中でその札を剥がして、全部を開放したらあなたはもう日本にはいないかもしれない。手相の中に、バリバリ海外線が出ている。あなたの関わる相手は海外のほうかもしれない」

 海外で大暴れするんですか! それはそれで自由で楽しそうですが。そういえば、ユタの占いに行ったときに海外運があるとかつて言われていたことを思い出しました。

 その後に観てもらった人の手相には玉の輿線がキラリ! イイなぁ~とよだれを垂らしそうになって見ていたら、「彼女は相手に幸せを持ってきてもらう人、あなたは自分で幸せを作り上げていく人。どっちの幸せも同じです」と大清水さん。さすが何万人もの人を観察しているだけあります。正直言って今までのどの占いよりも一番しっくり納得できました。これで3,000円は安すぎる!

 とにもかくにも、カルマを解消するためにあと2~3匹は生贄を探さなくてはなりません。しばらくは生贄を求める旅に出かけることにいたします。
(カシハラ@姐御)



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