■携帯も使用不可能、水もストップ

 2004年の内閣府発表のハザードマップでは、東京やディズニーランドは、2cm~10cmほどの降灰量が想定されており、そうなると数日間外出もできなくなる。首都圏の交通機関は完全にマヒし、飛行機も火山灰に弱いために完全ストップする。携帯電話は、中継システムが火山灰の影響で停止する恐れがあり、そうなると災害時の連絡方法にも影響が出てしまう。

 水道は、水源地に降り注ぐ火山灰の影響で給水停止になる可能性がある。内閣府は、200万人前後が水道を利用できない事態を想定している。

 降灰により首都圏で大停電が発生する可能性もあり、ATMや証券取引システムも止まってしまうと、文字通り首都機能が停止し、日本中が大混乱に見舞われる。

 東日本大震災が発生した際には、東京のコンビニから食品がすっかり消えてしまった。トイレットペーパーなど生活必需品の買い占めもあるだろうし、自宅で待機していても、日々の生活にも困るだろう。

 火山灰により体調を崩す人の数も、数百万人単位になることが予測されている。火山灰が目を傷つけたり、気管支や肺に入り込んで呼吸困難や気管支炎を発生させる恐れもある。体調を崩しても病院へも行けず、ひたすら家で待機するしかない。富士山の噴火といっても、限られた地域だけの被害だと軽く考えている人も多いだろうが、実際は東日本大震災以上に日本全体に大打撃が生じる可能性が高いのだ。「日本の終わり」とまでは行かなくても、阪神・淡路大震災や東日本大震災よりも被害が大きくなってしまうことも、十分考えておかなければならない。

 現時点ではほとんどの地域で具体的な避難手段などは講じられておらず、内閣府の検討会では、市町村や都道府県をまたいだ広域避難についても協定の不備などを指摘している。しかるべき公的機関によって被害想定や被害シミュレーションが十分に行われていないということは、東日本大震災よりも多くの「想定外」が発生し得るということでもあり、実際はどんな大惨事が待ち受けているか誰にもわからない。

 富士山が噴火するといっても、史上最大の大噴火になるか、または小規模で済むかは、誰にもわからない。だが、われわれが東日本大震災の教訓として学んだように、常に最悪の事態を想定しておくことが非常に重要だろう。

 噴火が「どの程度」というのがわからなくても、「いつ」というのは、直前になればわかるようだ。

■1ヶ月前に噴火はわかる!

 京都大学教授、鎌田浩毅氏(火山学、地球変動学)によると、火山の下にあるマグマが上に動き出すと、まず最初に、人間が感じることができない低周波地震が起き、その後に有感地震が起き始めて、噴火となる。最初の低周波地震は、噴火の1ヶ月前に起きるとされ、これを「1ヶ月ルール」という。

■予言者は……

予言者の松原照子氏は、4/26のブログ記事で「次なる活動が活発になるお山は富士山かもしれません」と書いている。

また、強い霊感女性スズ氏は、筆者への私信メールで、富士山噴火の夢を教えてくれた。それによると、富士山が黒い噴煙を上げて噴火した時に、溶岩流が新幹線や国道246号まで流れ込んだという。246号は御殿場のあたりを通っているので、その辺まで溶岩が達するということだ。スズさんは東日本大震災の予知夢を見た人だが、この夢も現実になるとは限らないが。

 木村政昭教授の予測が正しければ、あと2~3年しか猶予がない。特に降灰の被害が予測される静岡県、山梨県、神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県に住む方々は、今のうちから防災対策を検討することをオススメしたい。

■百瀬直也(ももせなおや)
 スピ・超常現象研究家。10代でスピ世界に目覚め、内外の聖地巡礼を続ける。シャーマニズム、古代史、民俗学、地震予知、占星学なども研究。各種カウンセリングも行う。特技はダウジングによる地震予知。著書は『ヴィア・ドロローサ~イエスが歩いた悲しみの道』『大地震の前兆集~生き残るための必須知識』シリーズ (Amazon Kindle本)など。Twitterは@noya_momose。



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