どうも、オカルト怪談を研究している、吉田悠軌と申します。5月12日にあった渋谷の地下火災。幸いにもけが人は出なかったようですが、万が一あの大量の煙が地下街に広がっていたら……そう考えると、ちょっと恐ろしいですね。

 最近の渋谷駅再開発はめざましいものがあります。空中にも地下にもどんどん拡張していく様は、「RPGのダンジョンみたい」と揶揄されることも。「ヒカリエ」の華々しいオープンに伴う、東急・副都心線の連絡もまた然り。接続開始からしばらく経った現在、「アクセスが分かりにくい」「エスカレーターが狭いため通勤ラッシュ時には人があふれかえってしまう」などの不満もチラホラと出てきています。このいわゆる「動線の悪さ」と、さきほどの地下火災事故を合わせて考えれば、「上にも下にも複雑になりすぎた渋谷駅は、災害時にきちんと対応できるのか?」という不安も覚えます。さて、空中・地下へと延びるバベルの塔さながらの渋谷再開発を、オカルト的観点から考えてみましょう。

■東京の繁華街は「よくない土地」

 実は東京の繁華街とは、かつて「よくない土地」だった場合が多いのです。具体的に言えば、水はけが悪かったり、谷底にあるという立地。それらは好んで人が住まないため、よくて公用地、もしくは雑木林や荒地のまま放置されていました。その意味では、渋谷駅前もバッチリ「よくない土地」です。駅前のスクランブル交差点を思い出してください。どこへ行くにも坂を登る、すり鉢状になった地形の一番底ですね。整備された今となっては分かりにくいですが、あそこはかつての渋谷川や宇田川が合流する地点であり、まさに谷底もいいとこ。風水で言えば、“悪い気がたまる場所”です。

 そんな場所柄にも関わらず、というか、そんな場所柄だからか、渋谷は東京でもトップクラスに大規模な都市計画がなされた街です。その土地の地形に沿うのではなく、人間の手で強引に形を変えていった街づくりが行われていきました。風水的に考えると、ちょっといかがなものかとばかりに……。

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撮影:アナザー茂


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