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画像は、アンマ公式サイトより

 過去42年間で、世界中の3300万人の人を抱きしめてきたインド人慈善活動家のアンマが今年も来日する。アンマを知らない人のために、簡単に紹介しよう。

■急速に世界の精神的指導者となったアンマとは

 アンマは、正式にはマータ・アムリターナンダマイーというが、親しみを込めて「アンマ(お母さん)」と呼ばれ、世界中に数千万人の信奉者がいる女性聖者だ。

 アンマがこれまでのインドの聖者に見られない点は、過去40年間ほどにわたって世界中を訪れ、人種や宗教の区別もなく、ダルシャン(神聖な集会)に訪れたどんな人々をも祝福し、抱きしめてきたことだ。そのために、「抱きしめる聖者」などとも呼ばれる。

 インドの習慣では、女性、特に悟りを開いて生涯独身を貫いている人が威勢の体に触れるということは、通常あり得ないことだ。

 アンマ自身はヒンドゥー教の神クリシュナを信仰して悟りを開いた人だが、アンマのもとを訪れる人々は、さまざまな信仰を持っている。

 たとえば「キリスト教」「イスラム教」「仏教」など。ニューヨークタイムズ紙は「アンマは休むことなく抱擁を続けることで世界の苦悩と戦っている」と書き、ロイター通信は「マザー・テレサやマハトマ・ガンジーのような世界的に知られる精神的指導者に急速になりつつある」と紹介した。

■アンマ(スダーマニ)の生い立ち

 アンマは、1953年9月27日に、元々スダーマニという名で、南インド・ケーララ州の海辺の村で、クリシュナ神を信仰する両親のもとに生まれた。

 スダーマニは生後6か月をすぎた頃には言葉を話し始め、歩いたり走ったりもできるようになった。2歳になると、誰も教えていないのに主クリシュナを讃える短い歌を口ずさむようになった。幼い頃から神性を示していたアンマだが、生まれつき肌の色が浅黒いという理由だけで、家族から邪険にされ、召使い同然に扱われた。

 9歳の頃からは、病に伏した母親の代わりに家事を行い、下の5人の子たちの世話をした。その後、過酷な労働に追われて、ついに学校へも通えなくなった。彼女は貧しい人を見ると放っておけず、母親の小物入れから金をくすねては、困っている人々に与えていた。子供の頃から目覚めた神性ゆえの奇妙な行動を、周囲の人間は誰も理解できなかった。

 22歳になったある日、スダーマニが牛のための草集めを終えて、主クリシュナの人生を描く叙事詩の朗読が行われている家の前を通りかかると、彼女は突然に動けなくなり、態度がガラッと変わった。主クリシュナが彼女の身体に降り、一体化したのだった。

 そのウワサはたちまち広がり、人々がその家に集まって来た。人々は「もしあなたが本当に主クリシュナであるならば、その証拠に我々に奇跡を見せてください」と頼んだ。奇跡を見せるのが自分の意図に反すると彼女は断り続けたが、どうしても奇跡を見たいという人々のために、一度だけ奇跡を見せることにした。



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