zinzyanikitemita1305.jpg
どこの神社も似通った値段ですよね

――お参りするとき拍手は何回? お守りはたくさん持っていて大丈夫? 意外と知らない参拝マナーから、ちょっと気になる疑問や不思議なことは、直接神社に聞いちゃいましょう!

<今回のギモン>
神社で売られている絵馬やお守りの値段は、どの神社も共通?

<聞いたところ>
東京大神宮(東京都千代田区)

 神社といえば、絵馬やお札、お守りなどが販売されていますが、神社では“売る”“買う”という表現は使用しません。購入したことがある人ならおわかりだと思いますが、値段に当たる言葉は「初穂料」、お金を支払う際、「○○○円お納めください」と言われますよね。神社にとってお守りやお札というのは、いわば神様の分身。ですから、値段という概念はないのです。

 ……とはいえ、実際は「お納めください」という金額のお金を納めなくては、お守りやお札を授与していただくことはできません。神様に値段をつけるなんて恐れ多いのはもちろんなのですが、一般的に“初穂料”と呼ばれているこの「納めなくてはいけないお金」の基準は、どんなふうに決められているのでしょうか? 

 今回は、恋愛の神様としても知られており、数多くの「縁結び」にご利益があるお守りやお札、絵馬などが販売されている東京大神宮に聞いてみました!

――お守りの値段って、神社で共通した決まりとかあるのでしょうか?

神社関係者 いえ。そのようなものは一切ありません。各神社独自で設定していると思います。当神社では300円から500円、700円のものなどがございます。

――さまざまなお値段のものがありますが、違いはなんでしょうか?

神社関係者 大きさなどに違いがありますが、ご利益に違いがあるというものではありません。実際に目で見て触れて、その違いを確かめていただければと思います。

 各神社に売られているお守りやお札などの値段は、すべて独自設定だということが判明。ほかの神社にも問い合わせみましたが、やはり返答は同じでした。そして、お守りの値段は、全国的に500円前後が相場のようです。独自設定とはいえ、そこにあまり違いはないようです。ちなみに、お守りの値段とご利益の関係は、以前、当コラムでも取り上げたことがありますが、神様のご利益は値段に関係なく、みな平等なんですね。

 筆者は神社の方に問い合わせをする際、つい「値段」という言葉を使ってしまいました。しかし神社の方はたしなめるでもなく、話を合わせてくれましたが、神様に奉納する金銭として神社が使用するのは「初穂料」という言葉。こちらはもともと日本古来に伝わる、年に初めて収穫された稲穂や穀物を神様にお供えする風習“初穂”からきているそうです。神社というのは、やはり日常とは違う特別な場所なのですね。
(高山惠)



【検索ワード】  ・  ・  ・  ・  ・ 



オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする