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常識なんてとっぱらって!
SEX MAGIK実践編第1回
「自分に正直になって本能的なNOを知る」


 すべての女性が、魔法のようなセックスを体験できるようになるための「SEX MAGICK実践編」。とうとう始まりますよ! みんな、心の準備はいい?

 さて、セックスは肉体を伴って生きている限りにおいて、もっとも深く他者と交わる行為です。また、男性と違い、女性は「異物を受け入れる側」に立つことのほうが圧倒的に多いでしょう。それは、指や性器だけにとどまりません。妊娠を視野に入れたセックスをする場合は自分の体内に相手の体液を吸収し、卵子で精子を抱きとめる必要があります。当たり前のことすぎて忘れてしまいがちですが、あらためてよくよく考えると、すごいことだと思いませんか? 肉体の最も敏感な場所をさらけ出し、相手の肉体を挿入され、相手のあらゆる生物的情報の結晶を内臓で受け止めるんですよ? 神秘~。

 映画やテレビ、友達との会話、電車の中吊り広告……etc。現代を普通に生き、たくさんの情報にさらされて生きている私たちにとって、セックスはすっかり当たり前のカジュアルな行為として刷り込まれています。そのせいか、セックスを「当たり前のこと」として捉え、何もかもあけっぴろげにして「男らしく」振る舞う女性(肉食系とか言うのかな?)を「強者」として扱う風潮もありますよね。逆に、セックスを恐れたり嫌ったりするような発言をするとまるで「弱者」であるかのように、「堅物」「つまらない」「どうかしている」といった扱いを受けてしまうことも少なくありません。

 けれども先ほど述べたように、よくよく考えてみると、セックスって、文字通り身体を張った、とてつもない「大ごと」なのです。魔女の儀式においてセックスを「大作業」と呼ぶ場合がありますが、これを大げさだとは言い切れないのではないでしょうか。

あなたが本当に受けつけないものとは?

 試しに、鳥を例にとってみましょう。

 メスは交尾をするオスを、とても厳しく選別します。鮮やかな求愛ダンス、目を見張るような極彩色の翼に甘い歌声。あれらはすべて、メスのシビアなチェックに勝ち抜くために、何世代もかけて洗練に洗練をかさねられた結果です。メスが誰彼かまわずホイホイやりまくっていたとしたら、きっと私たちは孔雀の禍々しいほどに美しい尾羽も、ナイチンゲールの甘美なさえずりも、知らなかったことでしょう。もちろん彼らの美しさは、私たち人間に向けられたものではありませんが、気が遠くなるほど長い時間の中、本能に裏打ちされた妥協を許さぬ選別に勝ち抜いてきた「美
は、種族を超えた普遍性を持っていることは確かです。

 「生理的に受けつけない」という感覚を、みなさんはもちろんご存じかと思います。この感覚こそが、私たちの獣の本能を呼び起こすために重要な1つ目の鍵。

 たとえば料理の最中に、熱く熱したお鍋の金属部分に誤って手が触れたとしましょう。あなたはどうしますか? 「熱っ!」と言って、反射的に手を引っ込めますよね。あれが生理的な反応です。

 同じように、たとえば食べようとして袋から出したパンが、真っ青なカビに覆われていたら、あなたはどうしますか? 少なくとも口に運ぼうとは思いませんね。眉間にしわを寄せつつも、できるだけ触れる面積を最小限にとどめつつ、指先でつまみ、一秒でも早くゴミ箱に捨てようとするでしょう。

 「そんなの当たり前じゃないの!」とお思いでしょうけれど、ならば同じような青いカビが、チーズに生えていたらどうでしょう? あなたはブルーチーズがおいしいことを「知って」いますから、戸惑うことなく口に運び、舌鼓を打つでしょう。けれども、ブルーチーズをはじめて見た子どもは、もしかしたら、あなたがカビの生えたパンを見たときと同じ反応をするかもしれませんよね。

 このように、あなたの獣の本能は、後天的な学習と経験によって上書きされているのです。

 では考えてみましょう。あなたが本当に「生理的に受け付けない」ものはどんなものでしょう? 



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