裸、SM……最後はソーセージ!?

「サウナ会議の日は夕方からは買い出しさ。ソーセージとビールはうちの会社のサウナ会議では欠かせないんだ。会議資料のまとめもそこそこに、ソーセージをホイルで包んでおくんだ。もちろん、サウナストーンの上で焼くのさ」(20代、会社員)

 サウナ会議は、真剣ながらに飲食持ち込み自由のよう。男の裸×ソーセージ。薄暗いサウナ。白樺でバシン! バシン! と打ち合う男たち。もわもわと立ちこめる湯気。

 企業の中にそんな場所があっていいのでしょうか??

 ちなみにサウナ会議を体験した他国の人に聞いてみると……

「目のやり場に困るよ。なにせみんな裸で打ち合いながら、真剣な顔をして会議だぜ。男たちのうめき声もさ。しかもあの熱さだぜ? たまんないよ」(フランス人) 

 しかしながら、それに対し「ヨーロッパの人々は、サウナ外交を拷問の一種のように考えているが、それは間違いだ」とサウナ愛好家でも有名なフィンランドEU拡大委員のO氏は、鼻息荒く擁護。

 とにかくまとめると、サウナ外交にはリラックスした状態でじっくり考えることができるという効用がある。何より、プレッシャーを感じずに交渉に臨めるという点がすばらしい、とのこと。

VIPサウナの謎

 また、その中には、海外からの賓客がないと使うことが許されていない、いわゆるVIP室的なサウナも存在するそうです。

 このVIPサウナで会議をした経験のある日本人によると、

「なにせ重要な会議ですから、会議室よりも場所はサウナと最初から指定されていました。ビールやソーセージのグレードが高かったですね。日本でも、温泉とは言いませんから、せめて展望風呂外交くらいできないものでしょうか。」

 ……とのこと。おそらく裸の会議は、想像以上に実りあるものだったのでしょう。

 フィンランド人にとってのサウナは単なる健康法以上に、スピリチュアルな場所でもあり、また国家の経済、重要な外交の場を支えるものでもあるのです。

■奥田カティー 
セラピスト。北欧の光に導かれフィンランドのシャーマニズムや伝承音楽に関わる。森ガール勃発以前から森が好き。



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