「EVP」という言葉をご存じだろうか。EVPとは、Electronic Voice Phenomenaの略であり、日本語に直訳すれば、「電子音声現象」。ラジオやテープ、テレビやCDなど、音声を放送・記録する装置の中に、本来記録されていないはずの音声が紛れ込む現象である。
かつて発明王エジソンも、このEVPを研究し、音声を発する機械装置を触媒とした「あの世」とこの世を結ぶ霊界通信の方法を考えていたともいわれる。
日本でも、古くはNOKKOの『7 ways to love』やTHE BOOMの『からたち野坂』、ドリカムの『Eyes to me』、CHAGE & ASKAの『迷宮のReplicant』といったヒット曲の一部に唐突で不気味な「声」が記録されているといわれ、まるで都市伝説のように今も語り継がれている。
そして今年3月2日、アメリカの2ちゃんねるといわれる「4chan」で、とあるAnonymous(名無し)ユーザーが奇妙な音声ファイルをアップロードし、話題騒然となった。以下は投稿者のメッセージである。
「これは僕が長い間、不思議に思っている音声ファイルだ。多分、1994年か95年頃だったと思う。僕はラジオからこれを録音した。そのとき、僕はびびってこのテープを絶対にコピーしないと誓った。そして長い間、机の引き出しに入れたまんまだったんだが、あれから16年たって、今更だけど、なんだろうと思ったんだ。奇妙な音声は、だいたい16秒あたりから始まる。問題の音声はコチラ→
動画は、You Tubeヨリ
1995年、僕が15歳の頃のことだ。当時はいつも遅くまで起きていて、テープ録音機能付きのラジカセの前でラジオを聞いていた。そしてある晩、ダイヤルを回していたら、面白そうな放送があったから、そこにチャンネルを合わせた。そして録音ボタンを押して、そのままラジカセの前から離れたんだ。
そしてある時、僕はテープを聞いた。これが放送を最初から録っていたものだとは思えないんだけど、大部分は録音されていると思う。終わりの辺りに聞こえるアナウンサーの声によれば、僕が合わせていたチャンネルは『WKCR89.9 New York』だということになる。音声の中にはたくさんの名前や日付が出てくるんだけど、とにかく、こんなものには後にも先にも出くわしたことがない」
投稿を受けた4chanユーザーはさまざまな解読を試みている。中には「ロバート・オッペンハイマー」(原爆を発明したマンハッタン計画を手動した科学者)の名前や、「バリー・バレンティノ」(パンアメリカン航空103便爆破事件の被害者)の名前がある、といった不気味な指摘もあれば、「『リング』のように、これを聞いたら48時間以内に死ぬのか?」といった書き込みまで反応はさまざま。スレッドは盛り上がっているが、結局その音声の正体は明らかになっていない。
さて、あなたの耳には何が聞こえるだろうか?
(X51)
・参考リンク
テープの中に現れる幽霊 - 電子音声現象とは
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