今年は伊勢神宮の式年遷宮と、出雲大社の平成の大遷宮が話題になっています。足を運びたいと思っても、場所は三重県と島根県。関西圏の方は行きやすいけど、関東圏の方にとっては少し別世界の話に思うかもしれませんね。

 でも、東京にも伊勢神宮と出雲大社のご利益をしっかり受け取れる、そんなうれしいパワースポットがあるのでご紹介します!

■東京で行ける、伊勢神宮

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東京大神宮入り口

「東京のお伊勢さま」といえば、飯田橋にある「東京大神宮」です。こちら、最近ではすっかり縁結びのパワースポットとして女性に人気の場所で、ちょっと行きづらい……という人もいるかもしれませんね(笑) しかし、この場所は本来はもっと身近にお伊勢参りができるようになって、信仰を深める場所として造られた場所のように思います。

 それは、江戸に流行した「お伊勢参り」を東京でもできるようにと、明治天皇がのご裁断を仰ぎ造られた遥拝殿(ようはいでん)だからです。最初は日比谷に鎮座していたのですが、関東大震災以降に飯田橋に遷られました。

 ご祭神は伊勢神宮と同じ天照大御神と豊受大神。そして、倭比賣命が祀られています。この倭比賣命は伊勢神宮では大きな役割のある神様なのですが、その話はまた伊勢神宮についてお話する時にさせて頂くとして……。

 そんな神様達に加えて、「造化の三神」と呼ばれる「天之御中主神」「高御産巣日神」「神産巣日神」という三神が祀られているのが特徴です。古事記では、天地が初めて別れた時にあらわれた神々だと伝えられていて、天地万物の生成化育という「むすび」の働きをした神様だとされています。なので、東京大神宮が縁結びとしてのご利益があるとされ、神前結婚式の創始とされている場所としての由緒もあって、そういう意味でも縁結びの聖地として人気がある秘密のようです。

 境内は完全に縁結びムードで、平日の昼間でも女性の参拝が絶えません。おみくじも縁結びにちなんだものや、バラエティ豊かなものとなり、ちょっとした観光スポットのようになっています。

 しかし、この場所がそれだけ話題になっているというのは、それだけこの場所が発するパワーやご利益がたくさんの人の心を救っているのかもしれません。人が集まる場所にはそれだけの理由があるものです。

■六本木で、出雲大社のお参りができる!?

 さて、同じく今年遷宮を迎える出雲大社。そんな出雲大社のお参りができる場所も東京の六本木にあります。それが「出雲大社 東京分祠」です。こちらは出雲大社の宮司さんだった方が、東日本にご神徳を宣布するために、造られた東京出張所が始まりです。ここの特徴は何といってもコンクリートでできた建物の2階に神殿があること。六本木という立地に合わせた様式になっていて、現代の神社の形といった感じです。また、お守りとして「縁結びの糸」という紅白の糸があります。

 その糸を作って造られた絵馬をモチーフにしたストラップのお守りがあるのも、時代に合わせている感じがします。

 最初は、外から見ると本当に入っていいのか不安になりますが、こちらも本家の出雲大社と同じで、縁結びを願う人の参拝が多く、平日の昼間でも参拝する方が次々と訪れていました。

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六本木らしからぬ景色
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出雲大社っぽさは、たしかにある

 階段を上るとご神殿があって、その横に祓社があるので、そこで先に心身を清めてから参拝してください。こちらでも、平成の大遷宮ののぼりが立っていたり、リーフレットを頂けたりと遷宮ムードが高まっていました。パワーアップする大国主大神の力はきっとここまで届くでしょう!

 ちなみに、出雲大社の参拝方法は、「二礼四拍手一礼」です。あまり馴染みがないので、二礼二拍手一礼の参拝者の方もたくさんいらっしゃいましたね。社格の高さや祭事の重さによって拍手の回数を変えるという説もあるようですが、HPを拝見すると「心をこめて重ね重ね丁寧に拝むという気持のあらわれ」だと書いてあります。

 伊勢神宮でも、神職の方は八拍手なんだそうです。ちょっと慣れないので、やってみると恥ずかしい気持ちもあったのですが、しっかり四拍手で日頃の感謝と縁結びをお願いしました。

 東京にいても、しっかりと伊勢神宮と出雲大社のご神性を感じることができますよ。どちらの場所も今の場所にしっかり根付いたのは昭和に入ってからという、最近の話のようですが、その周辺の場所がずっと賑やかな場所として人気のスポットであるのは、神様のご利益があるからかもしれません。

 お仕事の休憩の合間に、休みの日に散歩のついでに……、ちょっと気軽に参拝してみてはいかがですか?
(文=西脇聖/AN FACTORY)



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