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『女優の箪笥』(ぴあ)

 芸能界きっての演技派女優であり、早稲田大学を卒業したエリートでもある、室井滋に予知能力がある可能性がでてきた。

 去年発売された書籍『地震と火山の日本を生きのびる知恵』(メディアファクトリー)で、著者である鎌田浩毅理学博士との対談した室井滋は、2011年3月11日の東日本大震災が起こる4分前に「地震だ!」と叫んだことを告白している。

 なんでも、室井滋がある女性企業家と対談していた際に、自分でも意表をつかれたかのように突然「きゃあッ、地震!」と叫んだそうだ。その場にいた人々は「揺れてませんよ」と室井の突拍子もない叫びに唖然としていたのだが、その直後、本当に揺れ出したのだという。そして、周りが騒然となっている間に、室井はまたしても自分の意志とは勝手に「ここ震源地じゃないですから。多分東北の方」と、また口走ったそうだ。

 室井が叫んでから地震が起きるまで、4分だったそう。この話をうけて、鎌田氏は、「大きな揺れを起こすS波の前に来るP波が原因では?」と、返答している。

 P波(Primary Wave)とは、地震初期の小さな揺れを指し、S波(Secondary Wave)は、地震の主要動で大きな揺れを発生する波動だそうで、緊急地震速報などは、P波の方がS波より早く伝わるという原理を利用しているそうだ。つまり、室井滋は、自分の体そのものが、緊急地震速報器だということだ。

 また、室井はもうひとつ不思議な体験をしたという。3月11日の数日後、深夜に余震が起きた際、その日はすごく身体がダルかったのだそうだが、宮崎県で震度6を記録した地震が終わると、身体が軽くなったそうだ。
 
 鎌田氏はこの体験に対し、「地震を予知して、体感して、終わるとリセットされるんです」とサラッと回答。人間地震計測器として優れたボディを持っている人ほど、このような現象が起こるようだ。「芸術家こそ自分の体で開発してほしい」と、室井の予知能力の向上に期待をかけていた。

 室井といえば、自身の不思議体験を綴ったエッセイ集でも、その霊感の強さをネタにしており、ある日、ふと思い立って里帰りをしたら、偶然、随分前になくなった父親の命日だったり、友人の家に霊が住み着いた話を披露している。

 女優には憑依体質が多いというが、憑依体質の人はその時々により、顔が変わったり、瞬間的な変化が出やすいのが特徴らしく、室井も、憑依体質だからこそ、カメレオン女優として息の長い芸能生活ができているのかもしれない。

 ちなみに、AV女優の蒼井そらは、2005年に茨城県で起きた震度5以上の地震を予知したそうだ。偶然地震雲を見つけてブログで「地震が起こるかも……」と綴ったところ、本当にきてしまったらしい。普通なら「おかしな雲」くらいで見過ごすところを、見事にキャッチする抜群の感度のよさは、肉体と比例しているのかもしれない……。



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