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金正恩入門-北朝鮮
若き独裁者の素顔(ティー・
オーエンタテインメント)

 2013年2月12日、北朝鮮が3度目の核実験を実施しました。前から、核実験を予感させる発言は多かったものの、今回の核実験ではこれまで以上の威力がある可能性が高いと発表され、東日本大震災以降、地震に関する多くの情報が流れる中、「人工地震」という言葉がネット上で気になるようになっていましたが、核実験で本当に人工地震が起こるというのを目の当たりにした出来事だったように思います。

 また、深刻化する「日中関係」や、「尖閣諸島問題」など、昨年から日本と他国との関係性の悪化を連想させるニュースが増えてきたようにも思い、何だか落ち着かない日々が続いています。

 そんな中、日本では今年とても重要な儀式が行われます。それが、伊勢神宮で行われる20年に一度の「式年遷宮」です。この「遷宮」という言葉、最近では目にすることも多く、認知度も上がってきましたが、実はこの伊勢神宮の遷宮の年を境に、日本の流れに変化が起きるというのはご存じですか?

 これは意外に知られていないのですが、伊勢神宮の遷宮では、内宮の「天照大御神」と外宮の「豊受大神」が祀られている正宮と、別宮といわれる14の社がお引っ越しをする儀式。それぞれの社は、東と西に同じ広さの敷地が用意されていて、その場所に20年ごとに新しい社を建てて引っ越しをするのです。

 東に遷御されるのを「米座(こめくら)」。西に遷御されるのを「金座(かねくら)」といいます。(こめざ・かねざとも読むようです)

 この「米座」で神様が東にいる時期は「精神の時代」と言われ、「平和・安定」の時期。対する「金座」で神様が西にいる時期は「激動・波乱」の「経済の時代」となるのです。

 なので、今年の遷宮で「金座」に遷られた神様が守る日本は「経済の時代」となるのですが、これからの日本はどうなっていくのでしょうか?

 これまでの日本の年表と共に、「金座」の時代を、最近起こったことから振り返ってみたいと思います。

■1973~1993年の金座の時代
 まずは、前回の1973~1993年に起こった出来事。一番日本で大きかった出来事といえば、「オイルショック」ではないでしょうか? トイレットペーパーが無くなると、スーパーに駆け込んだあの出来事です。

 第一次石油危機が1973年、第二次石油危機が1979年でした。原因は、中東戦争とイラン革命。国外の出来事が日本の経済に影響するという意味では、この時期に起こった湾岸戦争の始まり(1991年)や、ソ連の崩壊(1991年)も見逃せない出来事です。

■1929~1953年(昭和4~昭和28年)
 この期間で一番大きな出来事は、1939~1945年の第二次世界大戦です。日本にとっては忘れられない時期です。ちなみにこの時期の遷宮は戦後でもあり、4年延期されているので期間が長く、1953年の最後の年、国会で「バカやロー解散」という出来事が起こり、当時の首相であった吉田茂さんが「バカヤロー」と叫んで衆議院が解散しました。現・首相の安倍さんには気をつけていただきたいものです……。

■1889~1909年(明治22~明治42年
 この期間は1889年に大日本帝国憲法が公布されます。さらに、1894年の日清戦争、1904年の日露戦争が起こったのもこの時期でした。本当にこの時から日本の情勢が悪い方へ動き出したのがわかります。

■1849~1869年(嘉永2~明治2年)
 ここでは、歴史上最も大きな激動が日本に起こります。時は幕末、ペリーが乗る黒船が来て、大政奉還、戊辰戦争など、まだ鎖国をしていた当時の日本では内乱が続く時代となっていました。

 ここまで書いたら「絶対にこの20年に戦争が起こるやん……」と思われる人が多いかもしれませんが、何度もいいますが金座は「経済の時代」です。

 幕末の時代を終えて、日本は新しい幕開けを迎えたのも事実。前回の金座の時期ではバブル時代という何とも華やかな時代を日本人は経験しています。また、今年に入ってから日経平均が上昇したという景気のいいニュースや、景気の回復を期待させる安倍政権の活躍に注目したいところです。

 結局は「経済の時代」をいい流れとつかむか、戦争を引き起こすかは、その時代に生きる国民次第のような気もします。それでも間違いないのは、今年は伊勢神宮で遷宮が行われ、神様は西に遷御して「金座」の時代が訪れます。
最初は「そんなオカルトちっくな話・・・」と思って聞いていたら、北朝鮮の核実験が実際に行われ、中国のレーダー照射問題も記憶に新しいところです。しかし、逆に中国の大気汚染問題の解決への動きや、経済復興への道のりなど、まだまだ自分たちでやれることがまだあるのも事実。

 この「経済の時代」を第二次世界大戦や日清・日露戦争のように波乱とするか、幕末の改革やバブルの到来として激動とするか……それは私達にかかっているのかもしれませんね。

 多くの戦争も経験して、一昨年の東日本大震災を乗り越えてきた日本人の底力に期待したいです。
(文=西脇聖/AN FACTORY)



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