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『習近平が仕掛ける新たな反日』(徳間書店)

「習近平総書記見たいな顔にしてくれ」

 今、中国の美容整形医院で、そんな注文が相次いでいるという。

 国際美容整形学会が発表した調査結果によると、2011年に中国全土で行われた整形手術数は105万件にのぼり、韓国、ブラジルに次いで世界3位となっている。

 そんな中国で、お世辞にも美形とはいえない習近平氏が「なりたい顔ランキング」に食い込んでいる理由について、中国在住フリーライターの吉井透氏はこう語る。

「中国がほかの整形大国と比べて特徴的なのは、美の探求のためだけではなく、人相学的な開運のための手術がかなり行われているという点です。中国には、役人としての運勢を意味する『官運』というものがあり、官僚の間では、人相学的にこの官運を高めるために整形手術を施すことが流行している。中国共産党トップにまで上り詰めた習近平の顔は、人相学上この上ない手本になっていて、ネット上では彼の人相を分析した画像が拡散しています」

 中国の美容外科医院のホームページをいくつか開いてみると、「額の隆起手術で官運アップ!」「鼻筋を高くして、財運と官運一挙両得!」といった文言が踊っている。他にも、顔面にあるホクロの除去や福耳を作る手術が、官運を高める効果があるとうたわれていた。

 一方、中国メディアの報道によると、整形手術を受ける人の2割前後は、官僚とその家族であるという。しかしその裏側には、実に中国らしい事情も見え隠れする。

「マトモな病院なら、数十万円ほどと高額な整形手術が、ワイロのいち形態ともなっているんです。ワイロ社会である中国も、近年は官僚腐敗の取り締まりが厳しくなっている。そんななか、整形手術費用の肩代わりという方法なら、現金の受け渡しよりもリスクは低いですから」(吉井氏)

 しかし、ワイロとして肩代わりさせた費用で整形手術を受け、官運を高め、さらにワイロが受け取れるポストに出世しようと言うとは、なんという上昇志向……。

■ドラゴンガジェット編集部
それぞれ多種多様な媒体で活躍する、中国・アジアに詳しいジャーナリストや編集者、ライターが中心メンバーとなり
独自取材をもとに最新の話題を提供している。
ドラゴンガジェット



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