――誰もが知っている有名どころばかりがパワースポットじゃない! 身近で意外な場所にも、神聖なパワーがあふれているんです。それはヒーラーや占い師などが顧客にだけ教えている秘密の場所。そんなパワースポットをこっそりご紹介します。

 「今年こそ、自分にとって景気のいい話、カモン……!!」

 ……今回は、そんな期待に応えてくれる「玉の輿運が上がる」というパワースポットをご紹介しましょう。

 その場所とは、東京都目黒区の駒場東大前駅から徒歩7~8分の場所にある、「日本民藝館」。民藝運動は、生活の中で使われる雑器などに美を見いだすというものです。

mingeikan1.jpg
趣のある日本家屋です
mingeikan2.jpg
看板も風情があるといえばいいのか
mingeikan3.jpg
入り口は木の引き戸。重厚感があります

 同行してくれた近代建築好きの霊能者、立花あおいさんによると、「民藝運動は日常使いの各種の器など、無名の職人たちが作ってきた大衆的な工芸品を収集・調査して、広く世の中に紹介していった運動です。そういった品々は美術品としての評価も定まっていなかったのですが、濱田庄司や柳宗悦(やなぎむねよし)らが発掘し、価値を広めていったんですよ」とのこと。聞けば聞くほど、玉の輿運とどのように関係するのか、頭の中に「?」が浮かびましたが、何はともあれ入館することにしました。

 外観はとても趣のある日本家屋で、入り口左手の庭木は日本庭園を彷彿とさせます。

mingeikan4.jpg
狭いスペースですが、きちんと手入れされています

 今回は寄りませんでしたが、隣にある西館は柳宗悦の自邸だそう。本館の建物は柳氏が自邸と意匠を合わせて設計の細部まで手がけ、柳氏自身が目利きをして選び抜いた工芸品の所蔵は1万7000点にも及ぶのだとか。

 「無名の作り手による品物の中に美しさを見いだすには、本物を見抜く的確な審美眼が必要なんです。それって、人間性が確かである本物のパートナーを見つけて縁を結ぶことと同じです。そうでないと、ろくでもない相手と不毛な恋愛をしてしまいます。ダメンズばかり引き寄せてしまう人は、自分の好みや惰性に引きずられがち。うわべに惑わされることなく、本当のきらめきを見つけ出せる能力を磨いて運気を上げるのに、日本民藝館はピッタリの場所です」(立花さん)

 取材日には「特別展 日本の漆」という展示が行われていました。九州や東アジアの古い陶磁器や漆工芸、民藝運動の作家たちによる工芸品をはじめ、奈良時代から江戸時代にかけて作られた器たちが存在感を放っています。江戸時代の日常で活用されていた汁碗などは、繊細さとは一味違うたくましさを感じさせます。

mingeikan5.jpg
意外に華やかな器もあります

 「玉の輿だと思う相手と結ばれるということは、やらなければいけないことや背負うものが大きいんです。自分を捨てる気概がある人でなければ、玉の輿に乗っても幸せにはなれません。

 この場所は、一見、玉の輿運とは対極のように思うかもしれませんが、地に足をつけた生活の中に何を見いだすかというヒントを与えてくれます。柳宗悦の意識が隅々まで行き渡っている日本民藝館の雰囲気に浸るような感覚でいれば、女性としてのレベルアップをサポートしてくれます」(立花さん)

 落ち着いた雰囲気の日本民藝館の空間にたたずんで、いにしえの人たちの暮らしぶりに思いをはせてみました。現代とは比べ物にならない不便さの中で懸命に生きてきた人々、自らの仕事にまい進してきた職人のことを思うと、自然に背筋が伸びる感覚になります。

 「贅沢三昧な生活に憧れるといったチャラチャラした気持ちでここに来ても玉の輿運は得られませんが、自己犠牲をいとわない覚悟がある人なら玉の輿を引き寄せる確率が高くなりますから、入館して展示物をじっくり鑑賞してみてください」(立花さん)

 ちなみに入館料は大人が1,000円。冷やかしで行くような場所ではなく、本気で玉の輿に乗りたい人に効果が高いそうなので、真剣に考えている女子のみ、パワーを浴びてみてください。
(恐ミオ)



【検索ワード】  ・  ・  ・ 



オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする
  • HOME
  • スポット
  • > 「男の目利き」になりたきゃ目黒区に行け 意外なパワスポ・日本民藝館