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アイザック・ニュートン
―すべてを変えた科学者(BL出版)

――いつの時代も世間をにぎわす“終末思想”。今年は、マヤ文明の暦が2012年12月23日で終わっていることから、「2012年マヤ暦滅亡論」が話題となっています。しかし、「○月○日世界が滅亡する」ということは知っていても、なぜそう言われているのかを知っている人は少ないはず。そんな人のために、世間で話題の“終末思想”を振り返ってみましょう。

<天才オカルト科学者 アイザック・ニュートン>

■ニュートンとは?

「木からリンゴが落ちるのを見て引力に気が付いた……」というニュートンのエピソードは、誰もがご存知でしょう。アイザック・ニュートン(1642年~1727年)は、万有引力の発見者で、17世紀のイギリスの偉人。近代科学の父と呼ばれ、物理学・天文学・数学などさまざまな分野において多大なる功績を残しています。

■オカルト研究者としてのニュートンの功績

 天才科学者として世界的に有名なニュートンですが、実は、オカルト研究者としての側面を持っていました。

 ニュートンは、「錬金術師」として、「賢者の石」(鉛などの非金属を金に変える力があると信じられた物質)と「エリクシール」(不老不死の薬)の発見に力を注いでいたようです。しかし、ニュートンの時代、錬金術の研究の一部は禁止され、不許可の研究を行えば絞首刑の罰則もあったのです。なぜなら、錬金術によって金が作り出されると金の価値が暴落し、経済を混乱させる恐れがあったためでした。それゆえ、ニュートンは錬金術の研究を密かに行っていました。

 また、それと同時にニュートンは50年以上かけて聖書の研究をしていました。彼は、聖書に隠された暗号、つまり「バイブル・コード」の調査と解釈を行っていたのです。そして、その研究結果を18世紀に書き上げ、ある伯爵の邸宅に「秘密文書」として保管していました。なぜなら、その内容がニュートンの時代のキリスト教社会にとって危険な思想だったからでした。

 ニュートンは、「キリストは神の預言者」つまり、人間として捉えていました。その考えは、キリストと聖霊が一体であるとする「三位一体」を唱えた当時のキリスト教に反するものでした。この「秘密文書」は1936年にロンドンのササビーズで競売にかけられ、ユダヤ人学者が落札。その存在が公になったのでした。

 やがて、秘密文書はエルサレムにあるヘブライ大図書館が保管。ニュートンの死後280年を経た2007年6月、ついにその内容の一部が公開されたのでした。

■ニュートンの秘密の書に隠された、人類滅亡のシナリオとは?

 ニュートンは、聖書のなかで預言書として扱われている旧約聖書の『ダニエル書』と新約聖書の『ヨハネ黙示録』に力を注いで研究。両書に登場するある数字に注目し、独自の計算方法で、世界の終末は「2060年」と導き出したのでした。

◇『ヨハネ黙示録』
 「この獣にはまた、大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ、42ヶ月の間、活動する権威が与えられる」

 「女は荒れ野へ逃げ込んだ。そこには、この女が1,260日の間養われるように、神の用意された場所があった」

 『ヨハネ黙示録』に登場する42ヶ月=1,260日。(ひと月を30日として計算)

◇『ダニエル書』
 「聖者らは彼の手に渡され、1時期、2時期、半時期がたつ。やがて裁きの座が開かれ、彼らはその権威を奪われ、滅ぼされ、絶やされて終わる」

 ニュートンは「1時期、2時期、半時期」を「1年、2年、半年」と解釈。合計で3年半になります。月にすると42ヶ月で、さらに日に換算すると1,260日。

 聖書において、「神の1日は人間の1年」を当てはめると、1,260年という数字が導き出されるのです。

 また、ニュートンは『ダニエル書』に登場する「4つの獣」と『ヨハネ黙示録』に登場する「7つの頭と10本の角がある赤い竜」は同じものと解釈。黙示録にはその他にも「海から上がってくる獣」と「地中から上がってくる獣」が登場します。

 「赤い竜」「海の獣」「地中の獣」これらが手を組み、三位一体の教義を取り入れて偶像崇拝する堕落しきったキリスト教と化す。そして、法王の主権が成立したのは西暦800年。

 西暦800年に1,260年を足すと2,060年になるというわけなのです。

 しかし、ニュートンの秘密文書には、2,060年に滅びるというよりも、「早ければ2,060年に終末を迎える」と記されているといいます。

 実は、ニュートンは2,060年以降の出来事について、人類が滅亡するとは明言はしていないのです。

「邪悪な国家が滅亡し、全ての苦難から解放される……そして、世界が新た価値観に置き換えられ、神聖なる霊感に目覚め平和な世界に移行する……」

 つまり、平和な時代の到来を感じさせる予言をしているのです。
 
 ニュートンは、人々が誤った支配から解放され、正しい信仰に目覚める時代の到来を予言していたのかもしれません。しかし、聖書にも描かれている通り、愛と平和の千年王国の樹立には、ハルマゲドンを経なければならないのです。

 いずれにせよ、人類にとっての試練の時はそう遠くない未来に起こるのかもしれません。
(白神じゅりこ)



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