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裏の性格がわかる

――占いで根強い人気を誇るのが「タロットカード」。人気の理由は、キレイで神秘的というだけでなく、やはり「当たるから」でしょう。なぜなら、象徴的な力が込められたタロットには、人の本質を鋭く浮き彫りにする作用があるからです。そんなタロットに、誕生星座に対応するカードがあるのをご存じでしょうか? 12の星座に対応する12のカードは、タロット奥義書に載っている伝統的なもの。正確には、78枚すべてのカードが季節や月や週に対応しています。

 今回は、誕生星座対応による占いをご紹介しましょう。誕生星座のタロットカードは、本人も気づかなかった裏性格を、ズバリ教えてくれます。自分や気になる人の星座の欄を読んでみてくださいね。

■牡羊座……「皇帝カード」 自己陶酔の“オレ様”気質
 「皇帝」カードがあらわにする裏性格は、自分が一番可愛い“オレ様”気質。牡羊座は一般的にリーダータイプであり、人のために一肌脱ぐことも厭いませんが、実はその心は「自分はカッコイイ!」。相手のためではなく自分がそうしたいから、自分に陶酔しての行動なのです。皇帝カードがあらわすパーソナリティーは、自分は王様で、あとはその他大勢。しかし、皇帝が皇帝たるゆえんは、権力、財力などの力を持っているからです。あなたの場合も力を持っていて、みんなが従ってくれているうちはいいのですが、権力財力がいつまでもあるとは限らないので要注意。

■牡牛座…「法王カード」 人に厳しく自分に甘い“風紀委員”気質
 「法王」カードがあらわにする牡牛座の裏性格は、ズルは許さない“風紀委員”気質。それ自体は悪くありません。掃除をサボる男子に目を光らせる風紀委員のお陰で、秩序が保たれているのも事実でしょう。でも、何ごとも過ぎてはよくありません。法王があらわす厳格なパーソナリティーは人にも自分にも厳しいのですが、つい、自分にだけは甘くなりがち。そうなるとせっかくの善意からの行動も、非難される原因に。本来の法王は、厳格さと同時に慈愛を兼ね備えているもの。そうなるためには、自分には厳しく、人には甘く、を心がけるほうがよさそうです。

■双子座……「恋人カード」 どっちつかずの“コウモリ”気質
 「恋人」カードがあらわにする双子座の裏性格は、いいとこ取りしたい“コウモリ”気質。恋人カードはロマンチックなカードと思われがちですが(実際、恋愛にいいカードでもあるのですが)、矢をつがえたキューピッドが恋人を射ようとしている瞬間が描かれていて、「迷い」という意味があります。古典的な絵柄のタロットでは、キューピットが矢を向けているのは“3人”の男女。晴れて恋人同士になれるのはどちら? Aさんもいいけど、Bさんも捨てがたい……。両方のいいとこ取りをしようとしていると、いつか手痛いしっぺ返しを食うことになりかねません。

■蟹座……「戦車カード」 周りに迷惑をかけがちな“玉砕”気質
 「戦車」カードがあらわにする蟹座の裏性格は、当たって砕ける“玉砕”気質。蟹座は臆病すぎるほど慎重な性格ですが、ときどき周りが驚くほど勇敢になります。上司を飛び越えて社長に進言したり、片思いの相手の家の庭にしのびこんだりと、とんでもない冒険をしでかします。本人が当たって砕けるだけならまだいいのですが、周りに迷惑がおよぶこともしばしば。戦車カードは力で物ごとを進めていくという意味を持つのですが、その力が足りなければどうにもなりません。蟹座には玉砕する前に、自分自身の力とスペックを客観的に判断することが必要でしょう。

■獅子座…「力カード」 過去の栄光にすがる“ニセ猛獣使い”気質
 「力」カードがあらわにする獅子座の裏性格は、「ニセ猛獣使い」気質。力のカードは通常、ライオンの口に手を入れる乙女が描かれています。これは、ライオンに象徴される荒々しい本能や欲望を、理性でコントロールするという意味です。生来のエンターティナ-である獅子座はサーカスの花形、猛獣使いとなって大きな賞賛の拍手を得ようとします。けれど。いっぱしの猛獣使いのつもりで過去の武勇伝を得意げに語る獅子座は、自分が、子猫を抱いたニセ猛獣使いだということに気づいていません。昔やんちゃだった、というワードはもうそろそろ封印しましょう。

■乙女座……「隠者カード」 人のあらを探すのが得意な“姑”気質
 「隠者」カードがあらわにする乙女座の裏性格は、あら探しが得意な“姑”気質。隠者が探し求める賢者の石は、究極の真理の象徴です。乙女座も完璧を求める潔癖さがあります。けれど、究極の完璧は現実にはありえません。誰もがなにかしら足りなかったり、間違ったりしているのです。隠者的なパーソナリティーのマイナス部分だけが強調されると、あら探しだけが得意な皮肉屋になりがち。「男はみんなろくでなし」「同僚はバカで使えないクズばかり」そんな皮肉を言うよりは、隠者の知恵を使って、少しでも現実を改善することに使うほうが有意義でしょう。

■天秤座……「正義カード」 自己主張ができない“風見鶏”気質
 「正義」カードがあらわにする天秤座の裏性格は、風に吹かれてあっちこっちの“風見鶏”気質。正義カードに描かれた正義の女神アストレイアは、罪を計る天秤と、断罪する剣を手に持っています。本来、公平であることは不正を断ち切ることであり、正義の剣を振るって誰かが傷つく痛みを自らも受けることなのです。けれど、バランスを保つためにあちらも立てたいし、こちらも……人を傷つけたくないからと自分に言い訳する天秤座は、本当は自分自身が傷つきたくないから、正義の剣を振るうことができないでいるのです。自分の主張を持つことから始めましょう。

■蠍座……「死神カード」 やられたことを忘れない“デスノート”気質
 「死神」カードがあらわにする蠍座の裏性格は、やられたことは絶対忘れないでメモっておく“デスノート”気質。執念深い、と形容されることの多い蠍座ですが、特に自分が攻撃された痛みは絶対に忘れません。相手を思う通りの方法で死に至らすことができるデスノートを、本気で欲しいと思ったこともあるのでは。どうやって復讐しようかと思うことが、蠍座の人生のパワーの原動力になっているといっても過言ではないほど。でも、死神カードの本当の象意は「終わりと再生」。この1セットになっています。そう、死神のそのまた裏の顔は、生み出す神なのです。

■射手座……「節制カード」 気前がよすぎる“没落貴族”気質
 「節制」カードがあらわにする射手座の裏性格は、どこまでも楽天的な“没落貴族”気質。おおらかな射手座は、毎日楽しく暮らしたいし、人におごるのも好きな、気前がいい人でしょう。おごれるうちは、なんの問題もありません。節制のカードは、美しい天使が決して尽きない命の水瓶を持っている様子が描かれています。射手座も、気分的には、いくら出しても尽きない水瓶(財布)を持っているつもりなのです。笑顔や親切はプライスレスでも、お金は財布から沸いてきません。ケチと言われるのが心外な射手座。でも節制の本当の意味はケチではなく、足るを知る心のことなのです。

■山羊座……「悪魔カード」 野心と自己認証欲求の強い“成金”気質
 「悪魔」カードがあらわにする山羊座の裏性格は、野心ギラギラの“成金”気質。悪魔のカードは名前はおそろしげですが、実はもっとも人間らしい感情をあらわすカードです。お金持ちになりたい、出世したい、チヤホヤされたい……そういった欲望と、欲望を持つことで生じる、嫉妬、ねたみ、そねみ、ひがみなどのマイナスの感情。ストイックな山羊座は、普段はそういった感情を自分の内側に閉じ込めていますが、実は人一倍、自分を認めて欲しいと思う気持ちが強いはず。押し込めるほどに、欲望はふつふつと煮えたぎります。適度にガス抜きすることが大事でしょう。

■水瓶座……「星カード」 口だけの理想者“万年野党”気質
 「星」カードがあらわにする水瓶座の裏性格は、政権取る日を永遠に目指す“万年野党”気質。理想主義者の水瓶座が言うことは、理論的には正しいのです。しかし、星のカードがあらすパーソナリティーは、遠くに輝く星の光が導く理想を求める求道者。近くに見えても、星の光は何光年も遠いのです。野党が実際に政権を取ったら、マニフェストは実現できるのでしょうか。水瓶座もともすれば、口だけ、理屈だけの人になってしまいがち。理想を口にするなら、その理想に向けて現実を少しでも近づけていく行動がともなわないと、誰一人納得させることはできないでしょう。

■魚座……「月カード」 “うやむや”気質
 「月」のカードがあらわにする魚座の裏性格は、なんでもごっちゃにして終わりにしてしまう“うやむや”気質。優しく人当たりがいい魚座の欠点は断れないこと。なんでも受け入れて、あげくのはてに約束がダブルブッキング。両方ともドタキャンなどという、人として最低な結果になりがち。月のカードは、あいまいさ、不正、詐欺など、この世の混沌をあらわします。なんでもすべてハッキリさせる必要はありませんが、きちんとするべきところはするべき。うやむやの気楽さに逃げる癖が付くと、借金、不倫、アルコール中毒など、人生のダークサイドへ転げ落ちてしまいます。

 いかがでしたでしょうか。読んでいて、ドキッとした人も少なくないはず。タロットカードには、普段意識していない、心の奥底の真実をあらわにする力があります。もしタロットカードを持っているなら、自分の誕生星座のカードを見てみてください。自分自身の裏性格としっかり向き合うことで、カードが持つ本来のいい象意を自分のものとすることができます。タロットカードには、心と向き合い、心を癒す、セルフセラピーの力もあるのです。

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■高橋桐矢(たかはしきりや)
占い師兼作家。猫をこよなく愛す。著書『ドール ルクシオン年代記』(青松書院)、『占い師入門』『はじめてのルーン&パワーストーン組み合わせ入門』(ともに雷鳥社)。監修占いサイト『キリヤとルーンの魔法文字』『ルノルマンカード』。「学研ムー」(学研パブリッシング)にて毎月の占い担当。
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