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「参拝には、気合と気迫が必要だ!!」

 1月も下旬になり、初詣の時期も過ぎましたが、神社仏閣への願かけが年始だけなんてもったいないですよね。日常の生活で神様と仲よくなる方法があったら、ぜひ知りたいところ。毎年来る、ひな祭りや七夕、節分や端午の節句などの行事は、神様と関係があるのでしょうか? 夏祭りや秋祭りは? また、旧暦の新年はまだこれからなので(旧暦元旦は2月10日)、今年1年の「推しメン」ならぬ、「推し神さま」を決めて初詣に行くのにもまだ間に合います。神様仏様と仲よくなってお願いごとを叶えてもらえる秘策はあるのでしょうか? 歴史的な軍学からパワースポット論を展開されているテレンス・リー氏に、その方法を聞いてみました。

――節句などの年中行事をやることで、神様と仲よくなることはできますか?

テレンス・リー氏(以下、テレンス・リー) 実は、節句そのものは日本の神様とはあんまり関係がないんです。よく知られているのは、2月2日の「節分」、3月3日の「ひな祭り」、5月5日の「端午の節句」。7月7日の「七夕」、9月9日の「菊の節句」などですが、これは、元々中国の古代史に意味があり、中国から来ているものなんです。だから、「日本の神様と仲よくなるために何かしたい」というのであれば、年中行事を行うよりも、さりげなさが重要です。たとえば、たまたま何かの用事で近くの氏神様の方向に行く用事があったら、ちょっと立ち寄って手を合わせるとかね。普段から神様とお付き合いする、そういうことの繰り返しがすごく重要です。でも、それって大変ですよね。だから昔の武将は自分の城内に神社を持ってきて、神様を自分のそばに移動させちゃったんですよ。

 その点、お祭りには行ったほうがいいですね。たとえば、神社だったら秋祭り、お寺だったら夏祭り。お祭りには、その土地から発祥した意味や理由がちゃんとあるので、そういう時には行くべきです。意味を知っているに越したことはないですけど、知らなくても、そこの神様にごあいさつに行くといいですね。

――お祭りの時には、お酒などを奉納したほうがいいのでしょうか?

テレンス・リー 奉納をするんだったら、一番いいのは、やっぱり願いが成就した時でしょう。企業などだと祈願した時に奉納するところも多いですけれど、一般の方は、なかなかそうもいかないと思います。ささいなことでも、お願いしてそれがかなったら、何かを納める。それだけで十分だと思いますよ。

――奉納するなら、お金とお酒どちらがいいのでしょうか? また、金額は、自分の懐具合で決めていいのですか?

テレンス・リー 奉納品について、無理をする必要はまったくないですね。いずれ出世したら、女優の小泉今日子さんみたいに奉納すればいいんです。彼女、伊豆山神社に真っ赤な鳥居を奉納してますからね。

――成就後ではなく、先に奉納することで、神様への賄賂となって願いがかないやすくなる……なんてことはないでしょうか?

テレンス・リー これはねぇ……地獄の沙汰もなんとやらじゃないですけど、江戸時代の文献には、「願いごとをするんだったら、何両以上じゃないとダメだ」とか書いてあったりするんです。でも、それを真っ向否定する人もいて、戦国武将なんかだと、神と言いながらも、ほぼ対等で契約するんですよ。「お前、今度の戦に勝たせてくれたら鳥居を建てる」とか、「この戦に勝てたら、伽藍を全部建て替えてやる」とかね。

――成功報酬みたいなものですね。でも、その場合、金がものをいいますよね(笑)。一般的に、お賽銭に適した金額というのはあるのでしょうか?

テレンス・リー よく言われているのは、「お賽銭には硬貨の一番でかいのを使え」「札じゃなくていいから、500円玉にしろ」と。

――金額じゃなくて、「硬貨」であることが大切なんですか?

テレンス・リー “音”が重要だという人もいますね。たとえば、お参りするときは柏手を打つでしょ? 鈴を鳴らすでしょ? お札だと音がしないじゃないですか。音がするほどのお札っていったら、相当な量になりますよね(笑)

――5,000円分のお賽銭をするのであれば、5,000円札一枚よりも、500円玉10枚のほうがいいということですか?

テレンス・リー ええ。100円玉50枚とか(笑)、相当派手な音がするでしょうね。これは欲深い人間だからかもしれないんですけど、お金がジャラジャラっと落ちる音って不快な音ではないじゃないですか。だから、それは何か関係しているんだと思いますね。






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