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ハタチ!? 劣化なのかイメチェンか

――実力だけでは生き残れない、ハリウッドという世界に生きるセレブ。彼らを支えているパワーの源、幸運をもたらす見えざる手を分析します。

■今回のターゲット
マイリー・サイラス (キリスト教信者〈無宗派主義〉)

 1992年11月23日にテネシー州フランクリンで、『Achy Breaky Heart』(1992)という大ヒットソングを持つカントリー歌手の父ビリー・レイと、教師でプロデューサーでもある母レティシアの間に“デスティニー・ホープ”という名で誕生したマイリー・サイラス。ビリーはよく笑う赤ん坊だった彼女のことを「スマイリー」を略した「マイリー」という愛称で呼び、いつの間にかこれが定着。みんなからマイリーと呼ばれるようになった彼女は8歳の時『マンマ・ミーア!』の舞台を観て女優になる決心をし、父が主演していたTV医療ドラマ『Doc』(01~04)でちょい役としてデビューした後、ティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』に端役として出演。「年齢が若すぎる」と、一度は断られた『ハンナ・モンタナ』のオーディションに繰り返し挑戦し、見事主役の座を射止め、06年3月の放送開始直後から一気にスターダムを駆け上がった。
押しも押されぬアイドルになり、世界中のトゥイーン(10、11、12歳)&ティーンの憧れの的になったマイリーには、何の悩みもないような楽天的なイメージがあるが、実はかなり複雑な家庭に育っているのだ。

 母のレティシアが彼女を妊娠した時、父ビリーは前妻と離婚をするか迷っている真っ最中。にもかかわらず、前妻も妊娠させてしまったというのだ。そのため、マイリーにはほとんど交流のない同い年の異母兄弟がいる。ビリーは前妻とすぐに離婚し、マイリーが生まれた翌年にレティシアと結婚。彼女が元夫との間にもうけた2人の異父兄弟と養子縁組し、レティシアはマイリーのほかにも2人、ビリーの子を出産。マイリーは年が離れた兄弟がいる大家族の真ん中の子として育った。このように複雑ではあるが、ビリーは子供たちを分け隔てなく育てたため、家族関係は良好だったとのこと。サイラス家は毎週のように「バプテスト教会」に通っていたそうで、宗教が家族の結束を固くする大きな役割を果たしていたといっても過言ではないだろう。

 マイリーは教会から精神指導を受け、結婚するまで処女を守るという意味ではめる「純潔の指輪」をしていた時期もあったという。また、一家は05年に、マイリーとビリーが主演する『ハンナ・モンタナ』の撮影ため、ロサンゼルスに移住。その直前、マイリーは大都会から魂を守ってもらう"保険"として「南部バプテスト教会」で洗礼を受けたと明かしている。

 マイリーは、ディズニー・アイドルとしては珍しく、常に自分の信仰心についてとまどうことなくオープンに語ってきた。08年~10年にかけて、親友のダンサー、マンディと一緒にファン向けの動画番組『The Miley and Mandy Show!』を制作し、YouTubeに公開していたが、そこでもクリスチャンであることを誇らしげに明かしている。「クリスチャンですか?」というファンからの質問に、マイリーは大声で「イエス!」と回答。「イエスを愛しているわ」「イエスは私たちの罪のために命を捧げてくれたの。すごくない?」「私はイエスのために歌い、踊るの。演技は……違うかな、いや、演技もイエスのため! 全部イエスのためにするの」とキュートに語っている。






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