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物理学者の柊木氏

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 ちょっと怪しいスピリチュアル事象を、物理学者でセラピストの柊木匠さんが解説するシリーズも最終回。これまで「引き寄せの法則」「オーラ」「ソウルメイト」「占い」「運命」について物理的に証明してもらいました。最後はみなさんお待ちかね、恋愛にまつわるスピリチュアルと物理学のお話です! あなたの周りにダメな恋愛ばかりしている人はいませんか? それには、こんな理由があったんです。

――人間同士の感情のぶつかり合いである恋愛も、物理学で説明できるのですか?

柊木氏(以下柊木) はい。人と人とのコミュニケーションは、よく「キャッチボール」にたとられますね。恋愛は好きな人と、「愛というボール」をキャッチボールすること。片思いは、ボールを投げても返ってこない状態です。

 私が思うに、愛(ボール)の大きさは人それぞれ違っていて、お互いにキャッチボールをしていても、自分だけが大きかったり、相手が小さかったりする。形もさまざまで、ラグビーボールのように受け取りにくいものや、トゲトゲがついているものもあるかもしれません。愛のカタチは人それぞれですからね。

 物理学的に見れば、男女関係は「核力」に似ています。「核力」とは原子核中の陽子と中性子を結びつける力のこと。この核力は、「中間子」というボールを投げ合っていて、それを結びつける「相互作用」によって物質ができているのです。

 つまり、この陽子と中性子を男女に、中間子を愛(ボール)に置き換えると、先ほどたとえたキャッチボールと同じになりますね。愛(ボール)をやりとりしてお互いに作用するのが“恋愛=男女関係”といえます。

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緑とオレンジの玉をそれぞれ男女に置き換えて

 面白いのが、原子も人間も、遠くにいると強く引き合ったり、近すぎると反発するという点。うまく作用するためには、ちょうどいい距離を探す必要があるんです。

――原子の世界も、なかなかうまくいかないんですね。安心しました(笑)。キャッチボール自体が成立しなかったり、付き合っていてもうまくいかないのには、理由があるのでしょうか?

柊木 「なんでこんな人にばかり好かれるの?」という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。実は私も一時期、依存症の女性にばかり好かれることがあったんです。付き合う人が連続して依存症。そうなると、さすがになんでこんなことが起こるのだろう? と思いますよね。でもよく考えてみたら、それは自分が引き寄せているということに気づいたんです。その「依存してくる女性」は、自分の寂しさが形を変えたものなのだと。

 寂しくて依存したいのは、本当は、自分。寂しさを依存心に変えた心のあらわれが、依存症の彼女となって次々にやってきていたんです。これは「鏡の法則」といって、心理学用語では「投影」という言葉で表現されているのですが、「世界は自分の心の反映」であるということなんです。

 自分が「寂しさ」や「お金」、「カラダ」などさまざまな「欲」という付属品をつけて投げたボールは、その自分と同じ「欲」を持っている人から返ってくるんですね。でも本人は気づいていないから、相手を変えて同じことを繰り返してしまう。






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