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中のごはんは抜きましょう

――お参りするとき拍手は何回? お守りはたくさん持っていて大丈夫? 意外と知らない参拝マナーから、ちょっと気になる疑問や不思議なことは、直接神社に聞いちゃいましょう!

<今回のギモン>
稲荷神社には、本当に油揚げがお供えしてあるの?

<聞いたところ>
某稲荷神社(東京都墨田区)

 稲荷神社の祭神は、豊穣をもたらす宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)ですが、狐はその使いであるとされています。そして、狐の好物は「油揚げ」。なので、「稲荷神社のお狐さまには油揚げをお供えする」とよく聞きます。しかし、子どもの頃、近所に稲荷神社があったはずなのに、思い返すと実際にお供えしている・されているところを、この目で見た記憶がないことに気づきました。本当に油揚げがお供えしてあるのか、稲荷神社に直接聞いてみました!

神社担当者 ハイ、もしもし。○△稲荷神社です。

――ちょっとお尋ねしたいのですが、稲荷神社さんには、油揚げがお供えしてあるものなんですか?

神社担当者 あー、油揚げ。はい、お狐さんですから、当神社にも、よくお供えしてあります。

――そうなんですか。

神社担当者 はい(キッパリ)。

 かなり年配の女性が電話口に出られました。「よくお供えしてある」というドンピシャな答えで、稲荷神社には本当に油揚げがお供えされていることがわかりました。お稲荷さんでは、油揚げのお供えは珍しくないようです。あまりに力強い回答ゆえに、「稲荷神社に油揚げをお供えしても、本当に大丈夫なのかな?」といった疑問は、一瞬のうちに吹っ飛びました!

――では、お供えする際に、何か注意点はありますか?

神社担当者 油揚げは、そのまま、お供えしていただきたいんです。

――そのまま?

神社担当者 袋を破くと、いろいろ寄ってきますから……。

――油揚げは袋に入ったまま、お狐さまの前に……。

神社担当者 あげてください。

――油揚げは、むき出しでなければいいわけですね。

神社担当者 はい、そうです。

――わかりました。ありが、(ガチャッ)。

 油揚げのお供えは、当たり前のようですね。ただ、回答は取りつく島が感じだったので、それ以上の質問は諦めました。

 近年は、生もの・食べ物のお供えは鳥や小動物などに荒らされるので、歓迎していないと思われます。特に、管理する人が常駐していない無人の神社では、食べ物を放置されるのは困るそう。大規模神社の中にはお供え用のケースの中に油揚げを入れられるところもありますが、判断に困る場合は、お供えしてから持ち帰るほうが無難かもしれません。
(恐ミオ)



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