――誰もが知っている有名どころばかりがパワースポットじゃない! 身近で意外な場所にも、神聖なパワーがあふれているんです。それはヒーラーや占い師などが顧客にだけ教えている秘密の場所。そんなパワースポットをこっそりご紹介します。

 今回、お邪魔したのは、JR新大久保駅から徒歩10分以内のところにある、小泉八雲記念公園です。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)といえば「怪談」「耳なし芳一」などで有名ですが、実はこの公園、八雲の終焉の地なのだとか。住宅街の真ん中にあって、存在にまったく気付かなかった公園ですが、どんなご利益があるか楽しみにしながら行ってみました!

 今回の場所は新宿区です。方向音痴であることを忘れて適当に行ったらなかなか見つかりませんでしたが、実は通り過ぎていたのでした……。

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マンションの出入り口のようですが、アーチに小泉八雲記念公園の文字が見えます

 改めて正門に回って、心霊カウンセラーの舞永佐和子さんと合流しました。門の左右にはゆかりを記した碑があります。舞永さんが碑の奥を指差すと、かすかに青い色が見えます。これはギリシャとエーゲ海……?

 「ハーンはイギリス人の父とギリシャ人の母との間にギリシャで生まれて、幼少の頃をアイルランドで過ごしているんですよ」と、舞永さん。ギリシャの駐日大使などの助言もあって、公園内は古代の柱や集会場といった、ギリシャのおもかげがあります。

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ギリシアの神殿風!? 遊具はないけど、落ち着ける空間

 公園内を散策すると、小泉八雲の胸像や生家のレリーフを目にすることができます。両親との縁が薄く、必ずしも幸せとはいえない幼少期を過ごした八雲でしたが、近代化にまい進する異国の地・日本で人生を切り開きました。

 「この場所は、目に見えるはっきりした効果を期待するとがっかりするかもしれません。でも、孤独な人、新しい環境に入ろうとする人、責任を負っているような厳しい環境にいる人たちを守るエネルギーを感じます。その恩恵は空気みたいなものなので、なかなか実感できないかもしれませんが、困難に立ち向かうときに必ず必要となります」(舞永さん)

 でも、目に見えないご利益を期待するのはなかなか難しいのではないでしょうか。

 「〝期待せず、諦めず〟の境地ですよ。八雲は片目がほとんど見えず、晩年はもう片方の目もあまり見えなくなっていました。それでも、日本を愛し、家族を作り、学生に慕われ、偉大な仕事を成し遂げました。人生を生き抜く本質的な強さを身につけられます」と、舞永さん。小泉八雲の境遇に比べれば、自分の悩みなんてたいしたことがなさそうです。

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異国の地で自分の生き方を見つけた八雲の表情がすがすがしい

 日本の住宅街の中で、さりげなく、古代ギリシャの息吹と小泉八雲の足跡に触れられる記念公園は、誰もいないように見えていろいろな人が訪れていました。小泉八雲にあやかり、まったりしながら自分を見つめ直して明日への活力をやしないたいと思います!
(恐ミオ)



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