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物理学者の柊木氏

 スピリチュアル大好きな読者の皆さん! その「スピリチュアル」という概念、うまく説明できますか? 目に見えない怪しいものというイメージが強いスピリチュアルですが、そんな事象をなんと物理学で解明できるのだそうです。ちょっと意外な組み合わせですよね。  

 レイキヒーラー、セラピストの柊木匠さんは、九州大学大学院博士課程にて素粒子・原子核物理学を専攻した物理学者でもあります。スピリチュアルやセラピー、心理学、東洋哲学等の目に見えない世界を物理学の観点からわかりやすく解説すると評判の柊木さんに話を聞きました。

――物理学とスピリチュアルは、正反対のように思えます。物理学とスピリチュアルとはどういう関係があるのですか?

柊木匠氏(以下、柊木) 物理学とは、「ものの理」、つまりこの世界の仕組みや成り立ちを論じる学問のことです。今でこそ物理というと数学的なイメージがありますが、アリストテレスが哲学者であり、物理学者でもあったように、もともとは「哲学」と「物理学」は同じ1つの学問だったんです。けれども、時を経て、心などの目に見えない部分は「哲学・心理学」、目に見える部分を突き詰めたのが「物理学」へと分かれていったんです。ですから、物理学と、目に見えない分野である「スピリチュアル」も、元は同じと言えるでしょう。

――よく本屋で「引き寄せの法則」という文字を見かけます。そこでは、自分の思いが具現化するということを謳っていますが、これは物理学的に説明できるのですか?

柊木 「引き寄せの法則」は物理学の「量子論」を使えば説明できます。1920年代に完成したこの理論は、従来の考え方を大きく変えました。この世にあるすべてのものは「素粒子」から構成された物質なのですが、その素粒子の振る舞いを説明したものが「量子論」です。人間も物質の1つですので、「量子論」に置き換えて考えることができます。

 量子論では、「物質は波動であり、粒子である」という「二重性」を持つといわれています。また、「波動は、観測する前はどこにいるかわからないが、観測しようとすると物質化する」「不確定なものを意識すると確定する」とも言われており、これを物理学用語で「観測問題」といいます。(下イラスト参照)

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観測問題イメージ

 つまり、量子論では、「不確定なもの(未来)を認識すると、確定する(現実になる)」といっているんですね。言い換えれば、この世界は「選択の世界」といえます。いろいろな可能性が広がる未来に対し、自分がどんな未来を意識して選択するかで、現実は変わってくるんですよ。これは、引き寄せの法則と同じことだと思いませんか?






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