信仰ダンスもノリノリ!?

――実力だけでは生き残れない、ハリウッドという世界に生きるセレブ。彼らを支えているパワーの源、幸運をもたらす見えざる手を分析します。

■今回のターゲット
ホセ・カメレオン (幸福の科学)

 1979年にウガンダで生まれたレゲエ・ミュージシャンのホセは、90年代に音楽活動を開始。99年にファーストアルバムを発表し、『Bageya』(00)、『Mama Mia』(01)、『Kipepeo』(05)などのヒットアルバムを次々とリリース。今年も新作アルバム『Wasi wasi』が大ヒットしており、ウガンダ音楽界のトップに君臨している。

 ホセは、ウガンダ人にとってマイケル・ジャクソンのような存在であり、小さい子どもからお年寄りまで幅広いファン層を誇る国民的歌手。ウガンダで最も権威ある音楽賞PAMアワードを03年から4年連続して受賞し、昨年も、ウガンダ・ラジオ・ドット・コム音楽賞のアーティスト・オブ・ザ・イヤーを獲得。この10年もの間、東アフリカで最も成功し続けたミュージシャンともいわれており、アフリカ全域にその名が知られている。
 
 10年に南アフリカで開催された「2010 FIFAワールドカップ」では、アフリカ携帯通信キャリア会社「MTN」社のワールドカップ公式ソング「Everywhere You Go」を、アフリカのアーティストたちで結成された「リズム・オブ・アフリカ・ユナイテッド」の一員として熱唱。ワールドカップのファイナルではパフォーマンスを行い、「オレのパフォーマンスは全世界で9億人が見たんだ。100年に一度、あるかないかの、すごいことなんだぜ」と興奮気味に語っていた。

 ミュージシャンやアーティストだらけという家庭で、8人兄弟の4番目に生まれたホセは、比較的自由な環境で育ったとのこと。地元のイスラム系学校に通っていた時期もあったが、家族が信仰するカトリック信者として育てられた。当時からやんちゃだったそうだが、教会でピアノを弾くなど、宗教的な一面も持っていたそう。

 頭が良かった彼は、大学から入学許可を得たものの、音楽の道に進みたいと強く思うようになり、進学はしなかった。父親は、「頭のいい彼なら医者になれる」と期待していたため落胆したそうだが、それを見たホセは、「音楽界で成功したら、芸名にはドクターをつける」と心に決めたそう。その後、クラブで人脈を作りながら活動を開始し、抜群の音楽センスで瞬く間にスターダムを駆け上がったのだった。ちなみに、頂点に君臨してからは「ドクター・ホセ・カメレオン」とも名乗っている。
 
 このように“ウガンダ・ドリーム”を手に入れたホセだが、ビッグスターである彼をねたむ者も多く、「妻子がいるのに浮気三昧」「ケンカっ早い」などというゴシップが頻繁に流されている。ウガンダ音楽情報サイト「HiPipo.com」のインタビューで、ホセは、「オレのイメージを悪くさせようと、デマを流すアーティストがいる。オレよりデカくて強そうな奴が、『ホセにボコられた』とか言うんだぜ」と、うんざり顔でコメント。「でも、オレは音楽制作に集中すればいい、という生き方を学んだ。敵に勝つ武器は音楽しかないからね」「オレは社会に仕える従者、直接社会と関わりを持つ者だ。大きな責任を感じながら生きているんだ。デマで言われているようなことを、するわけないじゃないか」と断言している。

 自分が世間に大きな影響力を持つことを認識しているホセは、チャリティー活動なども熱心に行ってきた。しかし、11年。そんな彼が世間から「とんでもないことをした」と大バッシングされてしまったのだ。



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