――願いごとをかなえる一番の近道は、神様に直接お願いすること。神様にアクセスするうってつけのタイミングは、「エクスタシー」を感じている時――つまり、セックスやオナニーでオーガズムに達した瞬間。その瞬間に願いを込めた“シジル”を強く思い浮かべて、神様へ願いごとを発信するだけ。今も世界中の魔女や魔術師たちが行っている「セックスマジック」で、あなたのその願い、かなえてみませんか?(詳しくはこちらから)

<今月のSEX MAGICK>
大地の女神と太陽の男神のラブストーリーの終焉の時……
終わりにしたい物ごとと決別する、またとない絶好のチャンス!

<今月のシジル>

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 ほんの少しの夏の残り香も、突如やってきた秋の嵐に洗われて、すっかり遥か彼方へと連れ去られてしまいました。ファーをまとうにはまだ早いけれど、午後の日差しは深いはちみつ色に揺らめき、街路樹は猛々しいほどの青い息吹を忘れ、さらさらと秋の音を奏でつつあります。目を閉じて風の手触りを確かめれば、そこにはもう冬の予感。そろそろ新しいコートを何色にするのか、決めなければいけませんね。

 10月30日の魔女のお祭りは「ソーウィン」と呼ばれています。ハロウィンと言ったほうが、馴染み深いでしょうか?

 クリスマスほどではないけれど、最近はすっかりハロウィンパーティーが日本にも定着しはじめたようで、駅ビルの中の雑貨屋さんのディスプレイにも黒とオレンジのカボチャや黒猫、そして魔女だって踊っています。もちろん、本当の魔女たちは三角帽子や黒づくめがユニフォームではないけれど、それでもなんだか世間に歓迎してもらえているようで、ついついうれしくて安いプラスチックの変なパッケージに入ったお菓子をたくさん買ってしまったりします。1カ月後には確実にゴミにしかならないのに…。

 それはさておき! 魔女にとってのソーウィンは、いうなれば日本のお盆のようなもので、肉体を離れて「向こう側」に行ってしまった先祖たちとコンタクトを取ることができる日であるとされています。ですので魔女はこの日、連綿と続く「古き魔女の魂」にアクセスして神託を得たり、死んでしまった友達や家族にやさしく語りかけたりするのですね。去年のソーウィンには、きっと震災で亡くなられた方々のために祈りをささげた魔女もたくさんいたのではないでしょうか。ソーウィンとはそういう日なのです。

 一方、1年を通じで繰り広げられる大地の女神と太陽の男神のラブストーリーは、この日とうとう終焉を迎えます。狂おしいほどに求め、愛し合い、そして絶頂を迎えた男神も、今は女神の腕の中で青ざめ冷たくなっていることでしょう。女神がどれほど涙を流しても、耳元で愛をささやいてみても、すでに彼の肉体はからっぽ。残された肉体は、もはやただの抜け殻でしかありません。ソーウィンは女神にとって、男神の死を受け入れ、そして愛ゆえのおごそかさをもって「向こう側」へと送り出す別れの日なのです。






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